文豪にセクハラしたいんじゃ

横浜連続殺人事件1 ページ23

『きゃーーーこっち来んなあ！！
モブに殺される趣味はないんだって！！』

今 私は能面を付けた不気味な殺人鬼に追いかけられている！

なぜこうなった！！


―――――数時間前


TV【次のニュースです。横浜で連続殺人が起こっている事件について軍警は―…】

国「連続殺人…犯人の尻尾すら掴めん」

太「物騒な世の中だね〜」

敦「酷いです…許せません」

『怖いな、私みたいなか弱い女の子が一人で歩いてたら襲われちゃうかも』

国「だから何で居るんだ 俺達は今此の事件の調査で忙しい、出て行け」

『国木田さんたら冷たいなあ、乱歩さんは出張だし…協力しますよ？特別にむ・りょ・う・で♡』

国「金取る気だったのか」

谷「乱歩さんの予定も把握済み…」

『あ、谷崎君！12巻かっこよかったから抱きつきたいのだけど 駄目？』

谷「な、駄目ですよ！それに12巻って何の話ですか…」

ナ「Aさん？」

『ナオミセコム発動…くっ、我慢しなければ』

敦「谷崎さんに抱きついて欲しい訳ではないですけど 何故我慢を？僕らの時は飛び付いてくるのに」

『谷崎くんにはナオミちゃんというセコムがいるから容易に近付けない…だから毎日視姦するの
レッツ☆エブリデイ視姦』

太「視姦とか云わないでくれる」

谷「し…」

ナ「お兄様は私が守りますわ！」

谷「ナ、ナオミっ 離れて！」

『ア〜谷崎兄妹〜』

太「…国木田君、私 あの事件について資料を纏めたのだけど」

国「な、太宰が仕事を…？槍でも降るんじゃないか」

太「酷いねぇ、私だってやる時はやるよ」

国「まあいい、その資料見せてくれ
そしてAは出て行け……っていない？」

敦「先刻まで此処に居たのに…」

国「まあ居なくなって何よりだ、それより仕事に戻るぞ」

敦「は、はい！」

横浜連続殺人事件2→←個人的にあれはメスだと思っている

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