文豪にセクハラしたいんじゃ

温泉旅行1 ページ13

或る日、日頃の疲れを取る為 探偵社の皆で社長の知り合いが経営している旅館に泊まる事になったぞ！(勿論この事はAに話していない)

ただし一部屋しか取れず、流石に女子と一緒はまずいだろうという事で男性諸君が泊まることになったそうだ

みんなワクワク楽しそうに談笑しながら歩いていたのに、旅館の前にいた人物に絶句！何故なら…





「「「ポートマフィア！？」」」

「「「武装探偵社！？」」」


何と、敵対組織であるポートマフィアと出くわしてしまったのである



中「何で武装探偵社が居ンだよ！」

太「其れは此方の科白だよ。
全く…相変わらず五月蝿いね中也は」

尾「これ、喧嘩するでない」

ギャーギャーと太宰と中也が喧嘩し 其れを尾崎が宥めている中 両組織は少々話し合い、まあ停戦中だし 意識しなければいっか という結論に(適当)

中「畜生…何で折角の休みを糞青鯖が泊まる旅館で過ごさなきゃいけねぇんだ」

太「厭なら中也だけ帰れば？」


ガラ、と旅館の扉を太宰が開ける




『わぁ、風情があって良い旅館だねおばちゃん！』

お「あらあら、そりゃ嬉しいねえ」




バタン

中「…おい」

太「…何も居なかった。きっと幻だ。そうに違いない」

中「…」

敦「太宰さん 如何したんですか？」

太「何でもないよ敦君。さあ入ろう」



ガラッ

お「いらっしゃいませ、お待ちしておりました」

国「大人数で押しかけてしまい すみません」

お「いいのよ、若い者が来てくれて嬉しいもの」

先程見たAの姿はない

太/中「よかった…」

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