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崇裕side〜
「だいき、こっち来る？」
淳太が行ってしまったのを寂しそうに目で追う大毅に、そう言えば、暫く考えた後、流星のベッドに上がってきた。
「…だいき、大丈夫？」
流星がそう聞けば、うん、と頷いて、流星の頭を撫でる大毅。
「なぁ、だいき、りゅうせい、
のぞむの事、許してあげられる？」
これで、嫌だ、と言われても仕方ないと思った。
やって、それくらい大毅と流星の過去は、俺らが想像も出来ないくらいのものやから。
「…僕たちだけやなくて、のぞむも、ヒカルも、フウトも、ゲンも苦しい、」
やから、大丈夫やで。
そう言った流星に、小さく頷く大毅。
大毅の目がキョロキョロと動く。
それは、大毅が言いたいことがある合図で。
「ええよ、聞いてるからゆっくりな、」
はふはふ、と息を荒くしながら言葉を探す大毅の背中を撫でてやれば、ぽつり、と言葉を落とした。
「…あんし…、やでっ、…？」
それは、ずっと淳太が繰り返していた言葉。
“ココには、誰も傷つける人は居ないで、安心してや？”
大毅に伝わっていた事が嬉しくて。
「そやな？ココはあんしん、」
二人を包み込むように抱き締めてやる。
その時、カラカラと小さな音を立てて、ドアが開けば、すやすやと眠っている望を抱いて戻ってきた淳太。
「淳太、こっちは、もう大丈夫や、」
「…おん、望には会えへんかったけど、きっと大丈夫、」
望の寝顔はさっきより随分穏やかで。
「…ともは？」
淳太の言葉に照史が反応する。
「疲れて寝てもうてるけど、『のんちゃんはのんちゃんやから。』って。この子ら、ホンマに強い絆で結ばれてるんやなぁ、」
ふふっ、と3人で顔を見合わせて笑う。
明日はみんなにとっていい日になるとええなぁ。
なんて考えながら、仲良く眠っていた大毅と流星の頭を撫でた。
Fin.
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虹音(プロフ) - 重い病気で抗がん剤治療中の黄色君と支えるメンバーのお話をお願いいたします。 (2022年1月10日 20時) (
レス) id: 9b7cc5341c (このIDを非表示/違反報告)
結毅。(プロフ) - なんでもいいんでこたしげみたいです！ (2022年1月10日 19時) (レス) @page43 id: 232cce6e41 (このIDを非表示/違反報告)
碧月 - リクエスト失礼します！黄くんの疲れが溜まって知らないうちに体調が悪くなってしまったところを青くんが助けてあげるお話が見たいです！よかったらよろしくお願いします。 (2022年1月10日 19時) (レス) id: 56a687ecac (このIDを非表示/違反報告)
フライドチキン(プロフ) - リクエスト失礼します！いつもの小児科の設定で緑くんの体調不良とパニックが見たいです。よろしくお願いします。 (2022年1月10日 17時) (レス) @page43 id: 8a137fc455 (このIDを非表示/違反報告)
かずまん(プロフ) - リクエスト失礼します。流星くんが仕事のストレスで体調悪くなってしまうけどメンバーに隠したままどんどん悪化して倒れちゃうお話みたいです！呼吸困難と嘔吐描写できそうだったら入れて欲しいです！ (2022年1月10日 14時) (レス) id: 069c105ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗彩 | 作成日時：2021年8月18日 16時
