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教室に戻ると、ナナと雅紀がいつものようにふたりで話してた。
A「おはよー」
雅紀「あっ！Aっ！」
ナ「、おはよ」
A「なに、なんかあったの？」
雅紀「いやっ！？なにもないよ！」
A「え、なにその動揺、怪しすぎなんだけど」
ナ「雅紀なんていつもこんなもんだって。てゆーかニュースよ、ニュース」
A「え？なに」
ナ「大野先輩、風邪引いちゃったみたい」
A「…え！？」
雅紀「昨日さ、ニノと近所で会って！そしたらそんな話になって！偶然！ね！」
ナ「…そうだね。でね、今日も休みだったら金曜日までに出さなきゃいけないプリント届けに行くらしいんだけど、Aに届けに行ってくれないかって」
A「、はっ！？えっ！？な、なんで！？あたし！？えっ！？」
ちょっと待って、話が飛びすぎっ、
まず大野センパイが風邪！？
でも確かに昨日お昼食堂行ったけどいなかった、それに今日の朝だって大野センパイに会えなかった、そうなると風邪で休んでる、は理解できた。
で、なに！？プリント！？金曜日までに出さなきゃいけないプリント！？なんでそんなのがこんなギリギリに配られるのかも不明だけど、そういうこともあるかもしれない、それはとりあえず、分かった、理解しよう、
でも次のはなに？あたしが大野センパイにプリントを届ける？なんで！？
そこが繋がらない、なんであたしが届けるの！？ニノさんの役目じゃなくて！？
A「、ちょ、それ、そん、な、有り得ないでしょ！？」
雅紀「いやー、だってさ、」
ナ「うちらとなりの中学じゃん？だからついでにお願いって」
A「やっ、待って！その前に大野センパイの家知らないしね！？」
ナ「その辺は大丈夫。近くのコンビニまで来てもらうことになってるから」
A「えっ！？なにそれ！病人をコンビニまで出向かせるの！？それはそれでひどくない！？大野センパイの風邪が悪化しちゃうかもしんないじゃん！？」
雅紀「そしたら家まで行ってもいいって！ニノから住所はもらってきてんだ、俺」
A「は！？なにそれ！ちゃっかり住所もらってきてんの！？えっ、待って、もしかしてあたしが行くこと決まってる！？勝手に決定してる！？」
ナ「ちょっ、とりあえず落ち着いて、」
A「無理だしっ！落ち着けないっ！だってあたし大野センパイの家行こうとしてんだよ！？なにそれっ、もう分かんないっ、プリントとかもう、なんなのか訳わかんないっ」
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うさこ(プロフ) - 涼春さん» 涼春さん、コメントありがとうございます！サイトの方から来ていただいてる方ですかね？そう言っていただけるとやる気がでます(笑)頑張ります♪ (2016年1月24日 19時) (
レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
涼春 - うさこさん、ずっと前から読んでたものです！子育て大変かと思いますが更新頑張ってください！待っています！ (2016年1月24日 18時) (レス) id: b1e0ee9534 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - なっつんさん、コメントありがとうございます！青春の甘酸っぱさが大好きです(笑)子育てもあり思うように更新できないかもですが、頑張ります♪ (2015年12月31日 21時) (レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - やばいっ！めっちゃ青春ですね！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2015年12月31日 14時) (レス) id: e72932d320 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2015年12月3日 10時
