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「……そんな顔してた？」
「うん。ここに皺寄ってた」
自分の眉間を指差して、同じように皺を寄せた。
「……ごめん」
「なんで謝るの？」
「いや……」
自分の女々しさに嫌気がさす。
相葉君がここに来ていなくて正直ほっとした。
だってもし同じベッドで……
……うわぁ、考えたくない。
つーか相葉君とAが……
……すんげぇムカつく……
「ここにはそういう人は来たことないよ」
「え、」
「翔が初めて」
「、……」
イチゴでデコレーションされたケーキをテーブルの真ん中に置いて、微笑んだ。
食べよ、ってさっき座ってたとこに促されてベッドから出ると。
「、きゃっ！」
「うおっ、え？」
「なんで着てないのっ」
「はぁ？そんな暇なかった、」
「あったじゃん！私がケーキ用意する時間っ！」
Aが目を背けて耳を赤くする。
さっきまで見てたのに。
つーか、ナニされてたくせに。
「今更恥ずかしがんなよ(笑)」
「無理だよっ、早く服着てっ」
「いーじゃんこのままで」
「えっ！なに言ってんの！」
「後で風呂入るじゃん？ちょうどいいよ」
あまりにも反応がよすぎて可愛すぎる。
「ちょっ、私服着てるんだよ？恥ずかしくないのっ」
「……逆だったらすんげぇえろいな」
「、は！」
「Aが裸で俺が服着てたら……、やべ、」
反応するソレに気づいて、バカ、って一言呟いてその場を立つ。
キッチンに向かっていくその後ろ姿がどうしようもなく愛おしくて、そのまんまの姿で立ち上がり、後ろから抱きついてやった。
「っ、」
「……」
「…端から見たら痴漢だね」
「ははっ」
「笑い事じゃないよ。変態だよ」
「ははっ！確かに。これやべぇな」
「じゃあ離れて」
「やーだね」
「、翔、」
ようやくこちらに振り向いた唇に、キスをした。
「……もっかいしたい」
「……恥ずかしくないの、その格好……」
「全然」
「、」
「やることやった相手に全裸を恥ずかしがる男ってキモくね？」
「……そう……かな……？」
「女の子はかわいいけど」
うーん…、ってなんとなくAは納得したらしい。
その唇をもう一回奪ってやると、じいっと目を合わせた。
「……ケーキ食べてからね」
そう言ってはにかむAに、首を縦に振ることしか出来なかった。
*
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りな - お願いだから翔くんと幸せになって欲しい泣 こんなに大事にしてもらってるのに相葉ちゃんに戻らないで〜泣 (2020年5月14日 11時) (
レス) id: e2df3a7f4a (このIDを非表示/違反報告)
まにたゃん - 更新楽しみにしてます！相葉ちゃんともうまくいって欲しいけどやっぱり翔くんとの今を大事にして欲しいです (2019年8月9日 14時) (レス) id: 013dbcf72e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうユウ(プロフ) - 今の流れ的には相葉くんともう一度やり直すことになりそう… でも個人的には櫻井くんとこのまま続いて欲しいかな、、続き楽しみにしています！ (2019年5月14日 23時) (レス) id: d4f3dfba4c (このIDを非表示/違反報告)
なおち(プロフ) - 久々更新でも嬉しいです。とりあえずの着地点が見えないからこそ、書き手さんが大変なんだと思いますが。こちらは楽しみにしてます！ (2019年5月10日 22時) (レス) id: 4cd26d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 私的には…雅紀くんと…寄りを戻して欲しいかも？ (2019年5月3日 20時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2015年12月23日 23時
