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翔「いつまでも友達の事気にとめてられるほど、俺余裕ねぇし」
友達としてでもAがオレを一番だと言ってくれるなら、それでもいいと思ってた。
翔「他に好きな人が出来たら、俺はAの良き理解者ではいられない」
……でもお前に他の一番が出来たら。
俺は、お前のそばには居られない……
A「…だって、私櫻井がいないと…」
翔「……俺が居ないと…なに…？」
Aの目に涙が溜まってく。
俺がいないと？
そんなこと考えて泣きそうになるくらい、俺を大切に思ってくれてるってこと？
そんなふうに思ってんなら、早く気づけよ、
翔「…なぁ、なんだよ…」
A「………櫻井が…いないと…、…」
俺のこと、好きなんだろ、
ずっとそばにいて欲しい存在なんだろ、
早く認めろよ……っ、
A「…櫻井と会えなくなるなんて…、考えらんない…」
そうだろ、
俺とお前はそうなんだよ。
俺だって、お前無しの生活、考えらんねぇんだよ、
翔「…それって、ずっと一緒に居るってこと？」
A「…うん…」
翔「ずっと一緒にって…、友達はずっと一緒にはいられねぇよ」
A「……分かってるけど…」
翔「ほんとに分かってる？」
A「……考える、…方法…」
……馬鹿なんだ、こいつ。
ここまで言っても……って、分かるわけねぇか。
ここまでわかんなかったんだ。
このタイミングで気づいてもらおうって、俺の方が傲慢だ。
でも、この答えは簡単で。
俺とお前がいる方法……
そんなの、ひとつしかない。
翔「簡単だよ、そんなこと」
A「え！？」
翔「俺とお前が一緒にいればいいだけの話だろ？」
A「だから、それがどうすればいいか分かんないって…、っ、」
言葉だけじゃ、もう伝わらない。
このくそ鈍感な女には。
これくらいしないと、俺を男だと認識する材料にはならないだろう、って。
翔「…シンプルに考えらんねぇ…？」
A「……」
腕の中に収めたAは、思ったより細くて、柔らかくて。
首筋にかかる息に、今までよりもっと女を感じて。
俺も一瞬、息をすることを忘れた。
翔「…俺は、お前のこと…ずっと見てたけど」
ぎゅうって抱きしめる力を強くして。
この愛おしい存在を、もう一生離したくないと。
……ここまで強く思ってのは、初めてだった。
*
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うさこ(プロフ) - agoさん» agoさん、こんにちは！HPにも遊びに来ていただいてた方なんですね！ご縁に感謝です♪また楽しんでいただけるお話をお届けできるように頑張ります(^-^) (2019年9月27日 9時) (
レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ともさん» ともさん、お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)翔君相手にこんな風になれる人、絶対いないですよね(笑)彼女は確かに鈍感すぎですが(笑)、翔君の周りのみんなが素敵な人たちでよかった(*^_^*) (2019年9月27日 9時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
ago(プロフ) - なんか読んだことある気がする、、、と思い読み続けて後書きを読んで納得しました！HPの方にご縁があったようです(^^)ステキなお話にまた巡り会わせて頂きありがとうございました(*´∀｀*) (2019年9月26日 22時) (レス) id: 2116815f11 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - なんか良いな。こんな二人の関係？まぁー翔くんがずーっと想いを寄せていたから続いていた関係なんだけどぉ…。彼女が鈍感でちょっとイラッとしてけど(笑)周りの仲間も翔くんの気持ちを大切にして…仲間っていいですよね(*^^*) (2019年5月7日 16時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - satomiさん» satomiさん、こんばんは！お返事遅くなり申し訳ありません(T ^ T)楽しんで頂けて何よりです(^^)コメントありがとうございました！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: bf6cb008e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2018年9月27日 22時
