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それからニノに連絡して。
スムーズスムーズ。
やっと俺の番が来た、なんて余裕ぶっこいてるニノに、敵は手強いぞ、なんつって。
そして当日、やはり待ってる時間は長かった。
毎度同じ事。
部屋をうろついて、もしAがニノのこと好きになってしまったらって。
そう考えたらいても立ってもいられなくなって、またうろつく。
完全に変なやつ。
プルルルルル、
翔「、はい、」
和也『翔ちゃん？お疲れー』
翔「、どうだった、」
和也『どうこうも(笑)』
ニノは、智くんと一緒で『彼女鈍感だねー』って笑った。
翔ちゃんとずっと一緒にいるつもりだから大丈夫って。
好きだと気づいてはないけど、きっと翔ちゃんが気持ち伝えれば上手くいくんじゃない、って……
いやいや、さすがにそこまで簡単じゃないと思うけど、
……でも、後押しにはなった気がする。
Aが俺と一緒にいることを望んでる？
そんなばかな、と思う反面、これだけ一緒にいて彼氏が出来た途端忘れられたとしたら。
……きっと俺は、もうずっと前からずーっと見込みがなかったってこと。
今まで怖くてハッキリさせてこなかったけど、
それならいっそ、ひとおもいにふられて、前を向いた方がいいのかもしれない、と……
でもやっぱり未来を一緒に歩んでいくのはAがいいって、ただただ溢れだしそうな気持ちに唇をかみして。
翔「…ありがとう」
和也『まぁ今度奢ってもらうとしてー、最後にいっこ。』
翔「…なんだよ」
和也『翔ちゃんて、本当にAちゃんのこと好きなんだね』
翔「、え……」
和也『Aちゃん、翔ちゃんのこと最高の理解者って言ってたよ』
翔「……」
和也『んな事言われるくらいAちゃんのこと考えてんなんて……健気だねぇ(笑)』
翔「……」
笑い事じゃねぇよ。
でも、Aはそういうふうに思ってんのか。
和也『これからもずっと、理解者でいてくれるって思ってんね、あの顔は』
翔「どんな顔だよ(笑)」
和也『ん？すんげぇ、嬉しそうな顔』
翔「、……」
……俺の知らない、分からないAの一面を知られて、悔しい、みたいな気持ちになって。
でも外でAが俺のことをどんなふうに話すかなんて、知る由もなくて。
和也『翔ちゃんとキャバクラってのもアリか』
翔「は？」
和也『奢ってもらうなら盛大にいかなきゃね(笑)』
*
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うさこ(プロフ) - agoさん» agoさん、こんにちは！HPにも遊びに来ていただいてた方なんですね！ご縁に感謝です♪また楽しんでいただけるお話をお届けできるように頑張ります(^-^) (2019年9月27日 9時) (
レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ともさん» ともさん、お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)翔君相手にこんな風になれる人、絶対いないですよね(笑)彼女は確かに鈍感すぎですが(笑)、翔君の周りのみんなが素敵な人たちでよかった(*^_^*) (2019年9月27日 9時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
ago(プロフ) - なんか読んだことある気がする、、、と思い読み続けて後書きを読んで納得しました！HPの方にご縁があったようです(^^)ステキなお話にまた巡り会わせて頂きありがとうございました(*´∀｀*) (2019年9月26日 22時) (レス) id: 2116815f11 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - なんか良いな。こんな二人の関係？まぁー翔くんがずーっと想いを寄せていたから続いていた関係なんだけどぉ…。彼女が鈍感でちょっとイラッとしてけど(笑)周りの仲間も翔くんの気持ちを大切にして…仲間っていいですよね(*^^*) (2019年5月7日 16時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - satomiさん» satomiさん、こんばんは！お返事遅くなり申し訳ありません(T ^ T)楽しんで頂けて何よりです(^^)コメントありがとうございました！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: bf6cb008e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2018年9月27日 22時
