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そして次の日、Aは俺ん家に来た。
翔「可能性、ない？」
A「絶っっ対ない、」
翔「そこまで断言するか(笑)」
顔みて一瞬で何が言いたいか分かるほど、Aは清々しい表情。
A「相葉君より、昔からの知り合いだったっけって錯覚する」
翔「はは！」
A「落ち着きすぎ？なんかね、全然ときめかないの」
翔「…智君はときめきはないかもな」
A「でしょ！？」
翔「ま、安心感が売りってとこか」
A「そうなのよ。安心感がありすぎて、昔からの知り合い感が半端ないの！」
俺の読み通りだ。
よかった。とにかくよかった。
ただただほっとして、にやけるぜ！
翔「はははっ、」
A「………でも、櫻井とは違うんだよねー」
翔「、……」
突然の、意味深発言。
俺とは、違う……
それは、安心感が半端ない昔からの知り合い、だけど、ってこと……
翔「…俺とは違う？」
A「そう。ときめきは当たり前のようにないにしても、この自由にできる安心感。智君と同じようで、全然ジャンルが違うと言うか…」
翔「んだそれ(笑)」
A「…なんだろ、今まで考えたことないから分かんないけど、櫻井には許してもらえる安心感を感じてるの」
翔「…ふーん」
許してもらえる安心感……
んだそれ。
当たり前だろ、俺はお前が好きで。
だから好きな女の言うことなんか、ノーとか言えねえだろ。
つーか今まで一度も考えたことなかったって？
俺の存在を。
Aの中での俺がどういう立ち位置かを、
今まで全く考えたことなかった、……てことか？
それなら、ちゃんと考えれば俺にだって見込みはある？
俺のことを男として意識してみたら、もしかしたらやっぱり、櫻井がいい、ってなる？
翔「お前が好きになる奴ってどんな男なのかね」
A「それが分かれば苦労しない」
翔「はっ、確かに(笑)」
実はもう、目の前にいました、ってことにはなんねぇかな。
Aにわかんねぇもんを俺がわかるわけねぇんだけど。
やっぱりこいつを手に入れるのは相当難しいことなんだと確信したのは、言うまでもない。
*
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うさこ(プロフ) - agoさん» agoさん、こんにちは！HPにも遊びに来ていただいてた方なんですね！ご縁に感謝です♪また楽しんでいただけるお話をお届けできるように頑張ります(^-^) (2019年9月27日 9時) (
レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ともさん» ともさん、お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)翔君相手にこんな風になれる人、絶対いないですよね(笑)彼女は確かに鈍感すぎですが(笑)、翔君の周りのみんなが素敵な人たちでよかった(*^_^*) (2019年9月27日 9時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
ago(プロフ) - なんか読んだことある気がする、、、と思い読み続けて後書きを読んで納得しました！HPの方にご縁があったようです(^^)ステキなお話にまた巡り会わせて頂きありがとうございました(*´∀｀*) (2019年9月26日 22時) (レス) id: 2116815f11 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - なんか良いな。こんな二人の関係？まぁー翔くんがずーっと想いを寄せていたから続いていた関係なんだけどぉ…。彼女が鈍感でちょっとイラッとしてけど(笑)周りの仲間も翔くんの気持ちを大切にして…仲間っていいですよね(*^^*) (2019年5月7日 16時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - satomiさん» satomiさん、こんばんは！お返事遅くなり申し訳ありません(T ^ T)楽しんで頂けて何よりです(^^)コメントありがとうございました！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: bf6cb008e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2018年9月27日 22時
