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ヨシノがすごい怖い顔して、立ってる……
「は？まじでどういうつもり」
「、私はただ！」
「……はぁ」
面倒くさそうに、大きなため息。
あの告白以降初めてのヨシノ登場に、
どういう顔したらいいか分からない……
「、だって先輩……！」
「だまれ」
「っ、 」
「はぁ、なんなの？君はわかってくれてるもんだと思ってたよ」
「、」
「もうAに関わんなって言わなかった？わすれた？頭悪すぎだろ。まじでなんなの、ありえねぇ」
…ちょっとさすがにそこまで言わなくてもって。
「……あの、そのへんで…」
「……なに。お前ここまで嫌な思いさせられてんのに、こいつ庇うわけ？」
「え、庇うとかそういうことじゃ…」
そりゃ、私だって怖い思いさせられて嫌だけど、この子は好きになれそうにないけど、
…元はと言えば私が蒔いた種…でない訳でもないというか、
「ふうん。Aはこいつを許せんの」
「…許せは、しない……けど、そこまで言わなくてもいいんじゃないのってことで」
「……ふうん。そう。Aがそう言うならいいけど」
「え、」
思いの外すんなり引いてくれて、ほっとする。
「だってさ。君いい先輩持ったね」
「っ、」
「普通庇ってくんないよ。あんな酷いことしといて。」
「…ごめんなさ……っ 、」
俯いて声を震わせる後輩に視線を送って、不意にあたしの方を見た。
「……」
「、」
ふって、優しくわらった。
その表情で、ヨシノが何をしたかったかわかった気がした。
後輩にとってあたしが嫌な先輩にならないように。
こんないい先輩いないって、これ以上あたしに敵意を感じないように。
全部計算して、言ってくれたんだ……
「……」
「、Aちゃん！」
「、」
振り向くと、さとくんが焦った様子で駆け寄ってきた。
柱の影にいたヨシノに気づいて、一瞬眉をしかめた……けど、
それは怒ってるわけではなくて、悲しそうな。
ヨシノと一緒にいるのを見て悲しませちゃったかな、なんて思い上がりかな。
「……どうかした？」
「、あ、ううん、なんでも」
そこで俯いてる今にも泣きそうな後輩に、なんやかんや言われてた、なんて。
さすがに言えないよ。
*
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れな(プロフ) - うさこさん初めまして！この作品が大好きで私は占いツクールのアカウント作りました！私事ですが、今年の春高校に入学しましたがあんまり楽しくなくて…でも、最近はうさこさんの作品を楽しみに頑張ってます！笑 いつでも大丈夫なので続きが見たいです！！！！ (2022年5月20日 17時) (
レス) @page39 id: 0d31ea7a50 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - キヤーーー！ハマって最初から一気読みして寝不足なんですが（笑）完結していなかったのですね、続きがめちゃくちゃ気になりますが、また気が向いたら更新してくださいね〜♪今日はぐっすり眠らせていただきます（笑） (2020年10月13日 20時) (レス) id: 273a48f110 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - とわさん» とわさん、こんにちは！大好きと言っていただけて、とても嬉しいです！続きも少しずつ進めていこうと思っています。よろしくお願いします(o^^o) (2020年8月12日 7時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - まっしゅるーむさん» まっしゅるーむさん、はじめまして！楽しんでいただけてよかったです(o^^o)ゆっくりにはなりますが、またこちらのお話も進めていこうと思っています。よろしくお願いします！ (2020年8月12日 7時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ふりさん» ふりさん、はじめまして！お返事遅くなり申し訳ありません。。胸キュンしていただいて嬉しい限りです(o^^o)私もそこまでは書きたい……！と思っているところではあります！気長にお待ちくださいませ…！ (2020年8月12日 7時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2018年8月2日 21時
