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朝礼が始まる5秒前にAが戻ってきた。
そこで俺に言ったこと。
“松本君のクラス知らないんだけど！？”
とりあえず2組って事は伝えてすぐに出て行こうとしたけど、担任が目の前に現れて出て行く事が出来なかった。
そして、すでに1限もおわり…
A「…もー…タイミング悪すぎ…」
松潤に文句が言えなかったからか、落ち込むA。
つーより、文句言おうと思ったのにタイミング逃したから勢いがなくなった感じ。
雅「元気出せって！つーか大野君は？今から授業なんなの？」
A「えー…」
少しめんどくさそうにスマホを取り出すと、一瞬で目をきらきらさせた。
A「、体育ー！」
雅「じゃいーじゃん！見に行こうぜ！」
ナ「もしかしたら大野先輩と話せるかもね」
A「……ふふ、行く…けど、」
雅ナ「「…？」」
A「…見るだけでいい…」
雅「え？なんで？」
ナ「せっかく今日朝話せたのに？」
A「、だって話したばっかじゃん！？なんでここにいるのだし、もしかして俺のこと待ってたとか思われたら…！恥ずかしくてもう顔合わせらんないっ！！」
…こういうときは、きまってAは乙女の顔になる。
そして、テンションがた落ちするのもやっぱり早い。
A「…でも、もしかしたらヨシノのこと待ってるとか思われるかも…」
…その可能性もなきにしもあらず。
でもそんな憶測で話したってなんも始まんないよ？
好きだから会いたくて見に行く、それ自体は素直な気持ちでいいと思うけど。
雅「…Aは素直に自分の気持ちに正直になればいいんじゃない？」
A「へ…？」
ナ「そうだよ、それがAのいいとこじゃん。そこ全面に出していきなよ」
ほら。やっぱりナナも同じ考え。
それにたぶん、大野君そんなこと思わないと思うし。
むしろ気をつけた方がいいのは翔ちゃんな気がするよ。
勝手に勘違いして、もしかしたら俺に会いに来てくれてる…的な？
Aが勢いよく席を立つ。
A「、早く行かないと間に合わなくなる」
ナ「うん、早くいこ」
少し時間のロスはあったけど、どうにか間に合うように祈りながら教室を後にした。
*
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うさこ(プロフ) - 卯奈さん» 何度読み返してても気づかないものですね(^^ゞご指摘ありがとうございました！ (2017年11月23日 19時) (
レス) id: 1f73178a9e (このIDを非表示/違反報告)
卯奈(プロフ) - 91* の4行目、『ドンドン』が『ドントン』になっちゃってます！ (2017年11月23日 11時) (レス) id: 6ffb874e93 (このIDを非表示/違反報告)
しっぴん(プロフ) - 主人公ちゃん、愛されすぎ!！ ついつい応援したくなります! (2016年3月23日 12時) (レス) id: 5564e6f06e (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - こつぶさん» こつぶさん、コメントありがとうございます！甘酸っぱいどきどきを感じてもらえたら嬉しいです♪これからもよろしくです(*^o^*) (2015年11月14日 14時) (レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
こつぶ(プロフ) - 青春ってかんじでかわいいです！応援してます！ (2015年11月14日 10時) (レス) id: 9b7f87ea8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2015年11月12日 23時
