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A「はー！？なによこれ！」
雅「…だから松潤が…」
ナ「…やるわね松本、てゆーかもしかして好きなの、Aのこと」
A「えー！やめてよ！てか絶対それはないっ！大野センパイのこと知ってめっちゃイヤラシイ顔してたよ！？絶対ないっ！」
松潤から受け取ったラインのID。
一応Aに渡したけど、どうなるのか…
雅「松潤ね、オトモダチになりたいって」
A「え！？」
ナ「オトモダチねぇ」
A「ムリっ！絶対ムリなんだけど！」
ナ「…オトモダチ…。」
雅「でもさ、純粋に友達になりたいのかも、」
A「いやっ！ないでしょ！絶対からかいたいだけでしょ！」
…そうなのかなー？
…まぁ松潤のことだからよく分かんないけど…
Aが“ナイナイ”言ってるのを横目に、ナナが俺に話し掛ける。
ナ「…よく知らないけど、松本ってAのこと好きとかないの？」
雅「いやぁ…どうだろ…」
ナ「彼女とかは？いるの今」
雅「確か居なかったと思うけど…」
ナ「…」
雅「…」
ナ「…やっぱ好きなんじゃないの？松本」
…その可能性…なくは…ない。
でもそこまで決定づける物も何もない。
それに、もし松潤がAを好きでも、多分無意味で終わるから。
今の大野君に勝てる奴なんて、どこ探したって見つかんない気がするし。
ナ「…まぁAは大野先輩だし、松本なんてどーでもいっかー」
…ふーっとため息をつきながら、ふたりしてAに視線を移す。
目に入ったのは面倒臭そうに小さな紙を見つめるA。
…でも松潤、こえーんだよな、
もしAから連絡来なかったら俺が怒られて…、
って、それよりAの気持ちだよね。
嫌な相手と連絡取らせられないし、ここは俺がはっきりと、
雅「A、あのさ、」
その瞬間、Aが勢いよく立ち上がる。
雅「、っ、」
ナ「…A？」
A「断固拒否してくる」
雅「え！？」
A「易々とあいつのオモチャになるもんですかっ」
朝礼まで時間ギリギリなのに、教室を飛び出していった。
*
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うさこ(プロフ) - 卯奈さん» 何度読み返してても気づかないものですね(^^ゞご指摘ありがとうございました！ (2017年11月23日 19時) (
レス) id: 1f73178a9e (このIDを非表示/違反報告)
卯奈(プロフ) - 91* の4行目、『ドンドン』が『ドントン』になっちゃってます！ (2017年11月23日 11時) (レス) id: 6ffb874e93 (このIDを非表示/違反報告)
しっぴん(プロフ) - 主人公ちゃん、愛されすぎ!！ ついつい応援したくなります! (2016年3月23日 12時) (レス) id: 5564e6f06e (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - こつぶさん» こつぶさん、コメントありがとうございます！甘酸っぱいどきどきを感じてもらえたら嬉しいです♪これからもよろしくです(*^o^*) (2015年11月14日 14時) (レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
こつぶ(プロフ) - 青春ってかんじでかわいいです！応援してます！ (2015年11月14日 10時) (レス) id: 9b7f87ea8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2015年11月12日 23時
