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頭がふわふわしてなんにも考えらんない…！
どうしよう、もし裸で出てきたら…？
わーわーわー！
そんなのどうしたらいいかわかんないっ！
部屋の中でひとりワタワタしていると、不意に聞こえてきたのはシャワーを止める音。
、…どうしよう、、私、、生きていられる…？
今の状況でこんなに心臓が苦しいのに、これから起こること、ちゃんと受け止められる…？
気持ちを落ち着かせるように何度も深く深呼吸。
お風呂のドアが開いた音にやっぱりびくっとして、体が固まる。
体を拭いて、…着替えてるのかな…、
バサバサ聞こえるのは、確実に布の音。
服を着てるのかもって思ったら、少しだけほっとした。
…本当に少しだけ…
心臓の音はまだまだ落ち着いてはくれなくて、とにかくうろうろしてたら変だからさっき座ってた場所に腰を下ろした。
正座…はちょっとしんどいから、さっきも途中から崩したけど今度はもう最初から。
冷めたコーヒーが目の前にある。
緊張を少しでも和らげるために、口を付ける。
…美味しいとか美味しくないとか、もうそんなことどうだっていい。
なんでもいいから気を紛らわせないと…、
翔「…」
A「、」
突然気配を感じてそちらを見上げると、グレーのTシャツに薄い迷彩のハーフパンツを履いた黒教師が立っていた。
白いホテルみたいなタオルで濡れた頭をがしがし拭いて、頬も赤くなってる…、
翔「あー、さっぱり」
A「っ、」
、…濡れた髪、刺激強すぎっ！！
タオルを首にかけて、私と目線も合わせず一直線に冷蔵庫。
翔「ビールビール」
楽しそうに冷蔵庫を開けて、一本ビールを取り出した。
A「、…朝からビール？」
翔「風呂上がりはこれって決まってんの。大人ですから」
ようやくこっちをみたと思ったら、片方の口角を上げてバカにしたように笑う。
、は！？
A「、なにそれ、私が子供だってばかにしてんの、」
翔「べっつにー？」
A「…」
うーって！口がうーってなってますけど！？
A「…生徒の前でそんなの…」
翔「お前を生徒だなんて思ってないけど？」
A「、」
、ずるい、ずるいずるいずるい…！
横目で私を見るその瞳は、やっぱりいつもと違ってて。
バカにしてる…はずなのに、優しい…
翔「ははっ、なーんてな」
A「、え…」
翔「僕にとって松田さんはいい生徒ですよ」
*
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うさこ(プロフ) - sae1123さん» 作者の作品一覧からお願いします。もしそこにリストとして上がっていなければ、18歳以上の設定になっていないと思われますので、確認をお願いします。 (2019年1月9日 1時) (
レス) id: bf6cb008e1 (このIDを非表示/違反報告)
sae1123(プロフ) - R18の作品はどこから飛べますか？18以上なんですが見つからなくて汗 (2019年1月9日 0時) (レス) id: 859f84b338 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - に の み や さん» にのみやさん、こんばんは！楽しんで頂けてなによりです(*^^*)コメントありがとうございました！ (2019年1月7日 22時) (レス) id: bf6cb008e1 (このIDを非表示/違反報告)
に の み や - リアル過ぎる！ めちゃ面白いです！ 耳のとこは死ぬかと思いましたぁぁぁ (2019年1月4日 13時) (レス) id: 3d10d765a1 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ゆららさん» コメントありがとうございます。一覧に載ってこない場合、ご自身の設定が18歳未満になっている可能性が高いです。一度そちらをご確認ください(^-^) (2018年7月30日 2時) (レス) id: bf6cb008e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2016年4月7日 23時
