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11.こひすてふ ページ44

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” --------------- ”

バンッ



” --------- ”

バッ



” -------- ”

バシッ





畳を引いてすぐに練習を始めた。

まずは千早vs太一で、私はテープを流す。




千早「ふー…勝った。
でも太一も強いね。」

A「ねぇ、私、
千早が序盤弱い理由わかったかも。」

千早「え?」

A「感じがいいせいで、
それに甘えて暗記が正確じゃないんだ。」




私も昔同じようなことを指摘された。

新に…。




千早「今日はたまたまだよ、
白波会では前半も取れるし。」

太一「同門だと配置が似るから
覚えやすいだけだろ。
まあつまり、バカってことだな。」

千早「なにをう!バカに負けた太一は
もっとバカだ、バーーーカ!!」

太一「そういう言い方が
そもそもバカだ、バーカ!」




あぁ…喧嘩になっちゃった。




ん?あれは…




ふと視界に入った見覚えのある女の子。




A「ち…千早!太一!」




声をかけると同時に

千早が外から覗く子に気づいた。


千早「いらっしゃいま…ぶッ!!」


物凄い形相で窓にへばりつくから、

悲鳴を上げて逃げられてしまう。




千早「待って!」



確か中学で陸上部だったって言ってたな。

さすが…早い。




A「ま、待って千早っ!」




あの子、同じクラスだ。

確か…





A「…大江さん!待っ…ブッ!」

太一「おまえもかよっ!」




ぬかるみに足を取られ、

盛大に地面に抱きついた。




A「…ぜっ、全然痛くないし。」

( 実はめっちゃ痛い…泣きたい。)

太一「怪我してねーか?
うわ、おまえ顔面まで泥ついてるぞ…。」






私が太一に立たせてもらっていると、

千早がすぐに大江さんを捕まえて




千早「かるた好き?!」




そう聞いた途端、

暴れていた大江さんが大人しくなる。




.

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設定タグ:ちはやふる , 綿谷新 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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黒木玲奈(プロフ) - そらさん» よろしくお願いします! (2018年9月6日 12時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 黒木玲奈さん» お返事遅くなりすみません!嬉しいお言葉ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。 (2018年9月4日 12時) (レス) id: 6024975a6b (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - 最高です!私、かるたが今スランプだったので、もっと頑張る気になりました!ありがとうございます!小説、すごく上手ですね。きっと、かるたも同じくらいお上手なんでしょうね! (2018年8月5日 18時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - Disney★さん» 嬉しいコメントありがとうございます。楽しく読んで頂けたら幸いです♪ (2018年5月15日 1時) (レス) id: f89ab7fbfc (このIDを非表示/違反報告)
Disney★ - 書くのものすごくお上手ですね!尊敬します。これからも頑張ってください! (2018年5月14日 20時) (レス) id: 9f53b71922 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そら | 作者ホームページ:https://plus.fm-p.jp/u/aratasosa  
作成日時:2018年3月22日 15時

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