パートタイマー。 (ページ18)

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「いらっしゃいま、」

しばらく経ったバイトのある日

入り口に立つ2人の高身長を見て固まる

「なんだよ、接客しろよ」

「え、だって、なんで、来ないんじゃ」

会うのもあの朝ぶりである

「バイトは入れてないけど、今日はこいつが」

「よ！Aがバイトしてる姿みにきた～」

ワクワクした様子のジョンイン

隣に対照的にまぁいつものテンションのセフン

「お待たせしました、アイスコーヒーとショートケーキのお客様、」

2人の席に注文を運びに行くと机の上にはレポート用なのか資料がたくさん

私の声を聞いて顔を上げる

学部で忙しいってのも本当だったのか

「今日は失敗しないんだ」

「やめてよいつも失敗してるみたいに勘違いするでしょ」

ふっといたずらに笑うセフン

「おおーちゃんと働いてんじゃん！」

向かい側に座るジョンインまで私をいじるのか、

「当たり前

じゃあごゆっくりどうぞ」

後ろから

Aって、と私のことを何か言ってるのが聞こえたけど

次のテーブルに向かわなきゃだしどうせまた悪口かなんかだろと気にせず立ち去った。

「あ、A！」

しばらくして後ろから声をかけられ振り返るとジョンイン

「めっちゃケーキも美味しかったしここ最高

また来るわ！

Aもちゃんと働いてたし」

「だから私のイメージ悪すぎかよ笑

まぁありがとう、ぜひ来て売り上げに貢献を。()

え、あれ、セフンは？」

「ああ俺このあとバイトだから行かなきゃなんだけどまだ終わってないからセフンはもう少しやるって

じゃあな！」

そゆこと、

席の方を見ると真剣にノート見たりパソコンを触ったりしていた

「これ持っていってあげて」

「え、？」

今度はカウンターの方を振り返ると店長

「頑張ってるサービスって、ほい！」

とサンドウィッチとアイスティーののったトレーを渡された

「え、なんでわた、」

「いいから！GO！！()」

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