パートタイマー。 (ページ17)

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「えっと、」

コンビニの外に出るも

これは私のこと待ってた感じなのかよくわからなくて切り出し方に迷う

「これから大学行くでしょ」

「えっ、あ、うん」

そう返事をすると歩き始めるので慌ててついていく

「なんか、久しぶりじゃない？」

聞きたいことはあるけどいきなり切り出す勇気もなく空気でもない

「ああ」

「学部でなんか忙しいの？」

「まぁな」

「そっか、」

また必要最低限は話さないスタイルかよ

「なんか聞いた？」

「え？」

「ミンソクさんのことだから、色々わかってそうだし」

「あ、うん、まぁ、試験って嘘は良くないと思ったけど、？

おかげで私は試験前でも勉強しない子みたい」

「つまりおバカさん」

「どういう方程式よ！」

「ははっ

まぁ店に迷惑かかったら嫌だしさ、

そこは甘く見てよ」

そう言ってこっちを見て目が合う

笑顔からの真剣な顔、

なんでだろう、少しドキってした

「あ、コンビニ来てたのに何も買わなかったの？」

「あ、

忘れてた」

「え、？笑」

「パン買おうと思ってたんだけど、まぁいーや」

「お腹空くよ！授業集中できない」

「いや子供かよ笑寝るかもだし」

「寝るな！

じゃあ、はい！」

二つ買ってたから一つを袋から出して差し出す

「いやいいよ」

「いいから」

「、、、

まぁあそこで会わなきゃ買い忘れることもなかったしな」

「私のせい？まぁムカつくけどそういうことにしてあげる」

「助かるよ、ありがと」

急に素直になられると調子が狂う

「今度倍で返してね！」

「わかったよ」

いや冗談にもマジだし、

意外と律儀っていうの、？

「じゃあ」

「あ、うんまたね」

大学に着き別れる

またねって

バイトでは会えないし

次いつ会えるんだろ

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