検索窓
今日:26 hit、昨日:12 hit、合計:851,967 hit

# 意味は分からない ページ20

A side .








ここまで話を聞いて

正直、頭が追いつかなかった。








これはきっと熱のせい、

頭がボーッとしてるだけ、




そう思おうとしたけど無理だった。








『 …じゃあ、全部、
…翔太くんが、…仕掛けたってこと?』


翔太「 仕掛けた… まあ、そうだね。」








さっくんも阿部ちゃんさんも

妙に思わせぶりだとは思ってた。




ふっかさんの気持ちは

どこまで本気だったんだろう。








翔太「 …だから、嬉しかったよ。
こんなに色んな男の家に上がっても、
どんなに俺が傷つけてても
まだ俺のこと、好きでいてくれたこと。」








確かに、

キュンとしてしまったことはある。




優しに甘えたことだってある。








でもどんな時でも

頭の隅に翔太くんはいた。








どんなに傷ついても

どんなに悲しくても、




やっぱり翔太くんが必要だった。








翔太「 …幻滅した?」


『 翔太くんの、ばか……っ、』


翔太「 答えになってないよ。」


『 だって、…酷いんだもん、』









挨拶しても無視されて、

体調悪くても心配してくれなくて、




本当に本当に辛かったんだよ?








…でも、私ばかだから、








翔太くんが私のことを想って

やってくれたんだって思ったら、




なんでか許しちゃうの…っ。








翔太「 俺、嫉妬深いからさ。」


『 知ってる…っ、』


翔太「 すぐ束縛しちゃうし。」


『 それも、知ってる…っ、』


翔太「 …じゃあさ、
またAのこと、独り占めしていい?」


『 ……んっ、』








うん、なんて言わせる隙もなく




思い切り押し倒されて

そのまま奪われる唇。








私が体調悪いことなんてお構いなく。








それでも

ずっとずっと待ち続けてた、




翔太くんからのハグとキス。








その久しぶりの感覚が嬉しくて、




ただただ涙が溢れて止まらなかった。

# 二人歩く帰り道→←# 予想外の事態 _ 過去



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1200 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4782人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 恋愛系   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

綾音(プロフ) - はじめまして!シリーズ最初から読ませていただきました!この章?の最後の方は泣いてしまいましたっ( ; ; )続編もしっかり読みます! (2020年4月21日 0時) (レス) id: e120810d5e (このIDを非表示/違反報告)
真央(プロフ) - 続編ありがとうございます!!楽しみに待ってます(*^O^*)♪ (2020年4月5日 8時) (レス) id: d02205b7cd (このIDを非表示/違反報告)
あーやん(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます!!この作品がとても大好きです!!翔太くんとのハッピーエンド期待しております!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: ff27737eff (このIDを非表示/違反報告)
non.Shota(プロフ) - シリーズ最初から見てます(^-^)更新大変かと思いますが頑張って下さい。楽しみにまってますよ!!! わたし的にめめとの本気の浮気などなくしょっぴーとのハッピーエンドを期待してます。。彼女の逆束縛も読んでみたい!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: d7a269e0b4 (このIDを非表示/違反報告)
きょーか - 毎日すごく楽しみに見ています!彼女の逆束縛が見てみたいです!頑張ってください! (2020年4月4日 18時) (レス) id: 3151e38af3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:望穂 | 作成日時:2020年3月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。