# まさかの登場 ページ13
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次の日は念のため休ませてもらって、
同じく休みだった涼太は
一日家に居させてくれた。
けど、昨日の話もあるから
ちょっとだけ気まずいのは確か。
涼太が、まだ私を好きって言葉が
頭から離れてくれなくて。
.
宮舘「 …ねえ、昨日の話なんだけど、」
『 ん…？』
けど、相変わらず料理のうまい
涼太が作ってくれたお粥を食べてたら
バツ悪くその話が始まった。
お粥を食べる手を一旦止めると、
そのまま涼太は話を続けた。
宮舘「 いや… そのさ、
Aのこと、まだ好きって話…、」
『 うん…、』
宮舘「 あれ、嘘じゃないんだよね。」
『 うん……。』
嘘じゃないことぐらいは
涼太の目を見てたら分かるよ。
でも、
宮舘「 …俺と、やり直さない？」
そう言われるとつい、
パチリと合ってた目を逸らしてしまう。
他のみんなだって同じだけど、
やっぱり何を言われても
まだ翔太くんのことが離れないの。
このままでいいの？
一方的に突き放されたまま、
さよならしちゃっていいの？…って。
『 …涼太の気持ちは、嬉しい。』
付き合ってた頃は楽しかったし、
今だってもちろん涼太のことは好き。
『 …でも、ごめん。
まだ、恋愛対象には見れないの。
翔太くんのこと… まだ、好きだから。』
こんなこと言うと
涼太を傷つけると思った。
けど、嘘は付きたくなくて。
宮舘「 うん、…そうだよな。」
そしたら涼太は、
分かってるよって言いたげに
私の頭を優しく撫でてくれた。
宮舘「 翔太のこと、…どれぐらい好き？」
『 分かんない…っ、けど、何してても
忘れられないぐらい、…好き。』
宮舘「 そっか。」
いざ口にすれば
翔太くんへの気持ちをより自覚する。
『 …翔太くんと、……戻りたい、っ。』
そして無意識に口から出た言葉。
多分、これが本音だった。
.
宮舘「 …だってさ、翔太。」
すると突然、
どこかに向かって涼太が呟いた。
その方向に目をやると、
『 え…？なん、で……？』
いつからいたんだろう。
入り口に立ってたのは
見間違うはずもなく、翔太くんだった。
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綾音(プロフ) - はじめまして！シリーズ最初から読ませていただきました！この章？の最後の方は泣いてしまいましたっ（ ; ; ）続編もしっかり読みます！ (2020年4月21日 0時) (
レス) id: e120810d5e (このIDを非表示/違反報告)
真央(プロフ) - 続編ありがとうございます!!楽しみに待ってます(*^O^*)♪ (2020年4月5日 8時) (レス) id: d02205b7cd (このIDを非表示/違反報告)
あーやん(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます！！この作品がとても大好きです！！翔太くんとのハッピーエンド期待しております！！ (2020年4月4日 21時) (レス) id: ff27737eff (このIDを非表示/違反報告)
non.Shota(プロフ) - シリーズ最初から見てます(^-^)更新大変かと思いますが頑張って下さい。楽しみにまってますよ！！！ わたし的にめめとの本気の浮気などなくしょっぴーとのハッピーエンドを期待してます。。彼女の逆束縛も読んでみたい！！ (2020年4月4日 21時) (レス) id: d7a269e0b4 (このIDを非表示/違反報告)
きょーか - 毎日すごく楽しみに見ています！彼女の逆束縛が見てみたいです！頑張ってください！ (2020年4月4日 18時) (レス) id: 3151e38af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年3月26日 20時
