＊嘘だと言って（翔サイド）＊ ページ9
A「誰ですか？」
そんなAの一言で俺たちは皆黙ってしまった
なんて言ったんだ？
俺たちに・・・・
『誰ですか？』って・・・・
雅「A・・・なんの・・・・冗談？」
相葉ちゃんの震える声が静かな病室に響く
その通りだよ・・・
何の冗談だよ・・・
A「私は貴方達のこと知ってたんですか？」
いつもと様子の違うAが首を傾げて言う
まさか・・・
潤「記憶喪失？」
俺の考えを松潤が先に言ってくれた
和「そんなことあるわけ無いじゃないですか。」
翼「本当にそう思ってるんですか？」
ニノの言葉をさえぎるように翼ちゃんが冷たい声で言い放つ
翼「だってAは嵐のコンサートの手伝いに行ってこんなになったんですよ？忘れたくもなりますよ！！」
翼ちゃんの言葉が俺たちに深く突き刺さる・・・
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その通りだ・・・
俺たちがAにコンサートの手伝いなんか頼まなきゃこんなことにならなかったんだ・・・
A「・・・・・・・・」
寂しそうにAがこっちを見ている・・・
そうだよ・・・
俺たちがそもそもAにメイドをやらせなければ・・・・
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智「でもきっと、Aはオイラたちのこと思い出してくれるよ。」
突然の智君の声
皆、静かに智君を見る
智「だって、例えAが今は忘れてても、オイラたちと過ごした日々は無くなったりはしないから・・・」
何かを確信したかのような笑顔
智「だから、これから毎日Aが退院するまでお見舞いにくるね。」
そうだよ・・・
Aはきっと思い出してくれる
そう信じていよう・・・
滉「駄目だ。」
今まで黙っていた滉君が口を開く
滉「お前たちのせいでAは今から辛い思いをするってのに、すべての元凶のお前たちが近くにいてどうするんだ！！」
高校生とは思えない低い声・・・
滉「帰れよ。二度とAに近づくな。」
俺たちはそのまま
病室を追い出された
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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千春(プロフ) - ありがとうございました！！番外編・・・頑張って書いてみます！！ (2011年1月7日 22時) (
レス) id: 1ec0d1f9b5 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - めっちゃ感動しました!!番外編書いてください!! (2010年12月26日 20時) (レス) id: f058ecc8d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千春
