【銀魂】いいですか、沖田さん。

あとがき ページ46

『、沖田さん。』シリーズ、ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました。



このあとがきは、読まなくても大丈夫です。



私は、作品の中に作者の言葉が入るのが好きではないのですが、思い入れのあるこの作品に、僭越ながら言葉を残したいと思い、このあとがきを記しています。

まず、この作品を書きたいと思ったきっかけは、実写映画2の、沖田さん役の方があまりにハマり役すぎて、どうしようもないほどの熱を帯びたことまで遡ります。

あんなにも完璧な沖田総悟を見てしまったら、書くしかないでしょう。



沖田総悟と言えばドS、というイメージですが、ドSの沖田さんはもう他のたくさんの方が飽きるほど書き尽くしているだろうと。

そう考えたので、本作品の沖田さんは、微かに草食男子の気を感じる、少しリアリティを持たせた男にしてみました(リアリティが持てたかどうからさておき……)。

好きな子には奥手になってしまう沖田総悟も素敵なのでは…と考えた末に、このような人物像が完成した次第であります。



「恋は罪悪」なんて言葉を本作品では乱用していたんですが、ちょうどこの作品を執筆中に、夏目漱石の「こころ」を読んでいまして。

そのフレーズがお気に入りだったもので、こうして引用させて頂いています。



作中に登場するオリジナルキャラクター、「黄川杏奈」についてなんですが、
本作品の夢主の、作者である私が設定した苗字、「紫吹」と関連を持たせています。

ライバルキャラの立ち位置にしたかったので(結局はライバルではありませんでしたが)、色相環で見てみた場合、夢主の「紫」の補色にあたる「黄」を苗字に組み込んでいます。

杏奈は単にフィーリングです。特に深い意味はありません。

草間友彦にしても同様に、結局は「友達」という点に落ち着けたかったので、名前に「友」を組み込みました。



ほんの少しのこだわった点をどうにか残しておきたくて、こうつらつらと書き連ねてしまいました。

こんなところまで読んで頂けた貴方様には、本当に感謝の念しかありません。
本当にありがとうございました。

応援して下さる読者様のおかげで、本作品は成り立っております。



この作品は、少しでも貴方様の生活の彩りになれたでしょうか？

楽しんで頂けたなら幸いです。

もしまた何処か、別の作品でお目にとめて頂けたら、その時はまた、ご贔屓に、お願い致します。



本当に、ありがとうございました。





2019.02.08
木ノ嶋

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