夢、時々...【ARS・Sakurai　Ohno】 (ページ9)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,650 hit

第９話*　智side ページ9

あれからかれこれ２時間ぐらいは他愛もない話をしていた。

でも突然相葉ちゃんが僕に聞いてきた。

雅「ねぇ・・大ちゃんはさぁ・・」

智「？なぁ～に？」

僕はお酒をたくさん飲んでいたから少し酔ってた

雅「何で・・・仕事休んでるの？」

智「う～ん何でだろうね～？」

智「なんか仕事をしてても何かをするときも
　集中できなくなっちゃったって感じかな～？」

雅「えっとそれは・・・その翔ちゃんと関係してるの・・・？」

智「え・・・・・」

和「大野さん？」

さっきまで酔っていたのにいっきに醒めたみたいだった。

智「ち・・違うよ・・・。ただ単に最近いろいろとあったから・・・」

雅「いろいろって・・？」

智「それは・・・その・・・」

雅「別に隠さなくてもいいんだよ？」

僕はなんていっていいかわからなかった。

確かに隠さなくてもいいことだし、

自分でも何で隠しているのかよくわからない。

それにきっと相葉ちゃんだってニノだって答えは知ってるはず・・・

雅「ねぇ。大ちゃん、今日何の日かわかってる？」

智「今日は・・・誰かの誕生日だったっけ？」

雅「本当に覚えてないの？」

今日何の日だっけ？

相葉ちゃんの誕生日は違うし、ニノの誕生日でもない・・・

でも絶対に忘れてはならない日だとなんとなく思った。