デスノート-2- (ページ9)

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ミサミサに会ってから暫くたった日

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明日は大学で前期試験の日だった。

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死神…を見てから
気になってまともに眠れなかった。

あれは一体…

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思い出すだけでも恐ろしい。

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私は勉強していたものを片し
足早にカフェを出た。

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外はもう真っ暗だった。

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「まずい…ご飯作らなきゃ」

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私は急いでスーパーに入ると
ササッと買い物を済ませ

小走りで帰路に着いた。

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カツカツ……

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ザッザッ……

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あまり通りのない通路なのに
後ろから同じ歩幅の足音が聞こえる。

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「…」

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カツカツカツカツ……

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ザザザザザッ……

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すると左肩に手が触れた

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…誰？

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？「あのぅ…」

「…は、はい…」

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体が硬直して動かない。

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？「…いつもここ通りますよね」

「…はぃ？」

？「お綺麗ですね…あの僕は…」

「す、すいません！急いでるんで！」

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殺される！！！！

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私は全速力で
通路を走った。

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？「逃げなくてもいいじゃないか！！」

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いやだいやだいやだ！！！！

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ヒールは脱げ、恐怖で足がすくみながら
必死に走り、角を曲がると
思い切り誰かにぶつかった

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「いっ…！！」

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尻餅をつくと、そこに居たのは
夜神くんだった。

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K「A！？？…どうした？」

「いやっ…やがみく…へんな…がっ…」

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恐怖で口が回らない。

助けて！夜神くん…

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？「まっ…待って…」

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男も角を曲がってきた

すると夜神くんは

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K「…彼女に追いかけ回すほどの何か用か？」

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男はバツの悪そうな顔をして
振り返って逃げていった。

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K「…A！一体なにがあった？」

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夜神くんだ…
優しい夜神くん…

ずっと会えなかった…

私は恐怖と安心感と
いろんなものが混ざり
視界が滲んだ

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K「おっ…おい！一体どうした？？」

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アタフタする夜神くん

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「夜神くん…！！」

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私は無意識に抱きついて居た