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K「ははっ、そんなこともあったんだ」
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お酒も進み、2人で色んな話をした。
今は彼女が昔の親友との出来事を話してくれている。
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「沙織はね。本当にいい子なのよ」
K「確かにね、気も聞くし、素敵な子だね」
「そうよ、私が男なら確実に狙うわね」
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酔いが回り始めたのか
少しフラフラし始めた。
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K「Aちゃんも素敵だよ」
「あら〜褒めても何も出ないわよ」
K「お世辞だと思ってる？」
「もちろん」
K「ははっ、信用無いな〜」
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すると彼女は急に俺の腕を掴んだ。
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「信用してるわよ。大事な友達だもの、ね？」
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ハッキリと目を見つめて
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K「…友達？」
「ええ！」
K「…ただの友達？」
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「ただの？…」
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10秒か、どれくらいか
俺達は見つめあった。
友達…
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K「なんちゃって」
「もう、からかわないでよ！」
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こうやっている方が
俺達にはあってる。
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いや違う…。
伝える勇気が無いだけだ。
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「夜神くんって好きな人とか居ないの？」
K「ブッ！」
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「ちょ、ちょっと何！きたないわね〜」
K「ご、ごめん、ビックリしてさ」
「あ〜！まさか図星？わっかりやすーい」
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そういって俺の口についた泡を
拭きんで拭う
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K「ありがとう…」
「いいのよ。で、誰なの？」
K「え？だからいないよ」
「ふうん…そう」
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疑問気な目を向けながら
腕を組み首を傾げる。
そんな姿も可愛くてしょうがなかった。
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K「そう言う君は？どうなの？」
「う〜ん」
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悩んでるって事か？
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俺は砂肝を箸でつまんで
口に放り込むと
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K「うーんって？つまり何？」
「つまり…」
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K「恋人が居るの？」
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頷いて欲しくない質問
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「一応…でもなんていうか、私だけ好き？」
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ケラっと笑いながら
そう答えた。
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K「そ、そう…」
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こんなにもショックを受けるなんて。
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目の前に居るのに
君の笑顔は既に誰かの笑顔…
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「恋人なんて素敵なものじゃないわね」
K「…そんなことないさ、好きなんだろ？」
「私はね…凄く好き」
K「…そう」
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”凄く好き”
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そう照れながら言った君の顔が
頭から離れなかった。
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GAIN(プロフ) - .さん» 申し訳ありません........以後気をつけます。 (2020年4月21日 7時) (
レス) id: 6152642d1b (このIDを非表示/違反報告)
. - 誤字ありすぎですね…もうちょっとちゃんと見てから更新してください。夢主はお嬢様設定ですか？[○○わ]ってセリフばっかでぶりっこみたいで…なんか不快です。 (2020年2月18日 7時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
GAIN(プロフ) - まゆさん» そろそろ最終章へと入ります。3人の関係も少しずつ変わっていきますから、ご注目ください^ ^見てくださりありがとうございます^ ^宜しければこれからも宜しくお願い致します^ ^ (2017年7月2日 23時) (レス) id: 1d4c3a290d (このIDを非表示/違反報告)
GAIN(プロフ) - 玄ちゃんさん» お久しぶりです^ ^本当に見てくださりありがとうございます^ ^完走までお付き合い頂ければ幸いです(^○^) (2017年7月2日 23時) (レス) id: 1d4c3a290d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^最後は、ちょっと、切なかったです。続きが、気になります^_^ (2017年5月15日 0時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GAIN | 作成日時：2015年7月11日 22時
