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「おはよ。」
「あ、森田おはよ。」
「何でAは俺のこと森田って呼ぶ訳？」
「だって森田じゃん。」
「みんな剛って呼ぶじゃん。」
「森田は森田なんだよ、気づけ森田。」
「気づいてるっつーの。」
教室に入るなり悪態をついているのは小学生の頃からの付き合いである森田。またの名を剛。
「相変わらずの煩さね、剛とAは。」
「「うるさい。」」
「なんでそうも息ぴったりなのよ。」
「なつりだって森田と仲いいでしょ。私はただの腐れ縁。」
「何が腐れ縁よ、はたから見たら十分お似合いよ。」
まぁ森田は普通にイケメンだろうし。
校内で人気があるのも知っている。
だからまぁ？嫌な訳じゃないけど。
ふと昨日引っ越してきた男の子の顔が思い浮かんだ。
「そういえばね、先々週隣の家に男の子が引っ越してきたんだよね。」
「何でもっとそれ早く言わないのよ。イケメンだった？」
「なんで女ってすぐそこ気にすんの？」
「だって重要ポイントじゃない。」
「イケメンだったよ。森田とはちょっと違う感じで。」
「何、可愛い系？」
「可愛い、綺麗、みたいな。」
「うわー、今度会わせて！」
「なんかうちの学校らしいよ。」
「嘘？！何組だろ？楽しみ〜！」
楽しみにして欲しくないな、って思っちゃう私がどこかにいた。
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郁(プロフ) - オリーブオイルさん» はじめまして！ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです(^ ^) (2017年3月4日 0時) (
レス) id: 32233899f8 (このIDを非表示/違反報告)
オリーブオイル(プロフ) - 好きです。こういう作品 (2017年3月3日 23時) (レス) id: 3abf6edc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：郁
| 作成日時：2016年6月15日 0時
