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「どーしたの、可愛いじゃん。」
「うるさい。」
「照れてんじゃんか。今日Aちゃん家も人いないんでしょ？うち遊びにおいでよ。」
「え！いいの？！」
いつも私の家ばかりでまだお邪魔したことはなかった。
「いつもかーちゃんがダメって言うけど今日いないし。」
初めて健くんの家に上がる。
白基調のシンプルなお家。
「スリッパその辺の履いといて。」
「はぁーい。」
たぶんこの人潔癖症だから足跡とか許さないタイプ。
いつもは履かないスリッパも履いておこう。
「僕ちょっとシャワー浴びてきていい？」
「どーぞー。あ、キッチン借りてもいい？ご飯作る！」
「ほんと？冷蔵庫のものも勝手に使っていいよ！」
「ありがと。じゃあゆっくりしてきてね。」
冷蔵庫を開けると見事なまでに物がなくてちょっと苦笑い。
一旦家に帰ってうどんでも持ってこよう。
暑いし冷たいものが食べたいでしょ？
あ、冷やし中華しようかな。
たぶん家にあったはずだし。
洗面所からお風呂にむかって叫ぶ。
「ちょっと一旦家帰ってくる！」
「はぁーい！」
お風呂で反響してる声が妙に色っぽく聞こえたのはきっと幻聴。
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郁(プロフ) - オリーブオイルさん» はじめまして！ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです(^ ^) (2017年3月4日 0時) (
レス) id: 32233899f8 (このIDを非表示/違反報告)
オリーブオイル(プロフ) - 好きです。こういう作品 (2017年3月3日 23時) (レス) id: 3abf6edc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：郁
| 作成日時：2016年6月15日 0時
