〜５〜＋お知らせ ページ50
「ま・・・さきく・・・」
「Aちゃん！？目ぇ覚めたの？」
私がコクリと頷くと、
力が抜けたように
「よかったぁ〜」
と、私のベッドにへたりこんだ。
「もぉ、３日間も眠ってたんだよ？」
ポスッと音をたてて顔を上げてそう言った雅紀君の瞳は、赤く、潤っていて。
私のために泣いてくれたのかな？なんて思ったりもした。
「ごめんね、心配かけたよね？」
「ずっと、心配だった。もし、目を覚まさなかったらどうしようって。」
「うん・・・」
返す言葉が見つからなくて、俯いた。
けれど、次の言葉に私はパッと顔を上げた。
「Aちゃんが好きだから。」
「えっ？ちょっと、待って…」
「Aちゃんのことが好きだから、心配した。」
私に目を合わせて真剣な眼差しでそういう雅紀君が嘘を言ってないことくらい、分かった。
「でも、私もう長くないし…」
「そんなの関係ないよ。」
「私で、いいの？」
「Aちゃんがいいんだ。・・・俺じゃ、ダメ？」
「ううんっ、私も雅紀君がずっと好きだった。この病院で雅紀君を見てからずっと。」
「ホント？」
「ホント。」
「俺、うれしい。」
雅紀君はそう言って私を抱きしめた。
「キャッ」
「これからは、俺がAちゃんを守っていくから・・・」
「うん。」
「俺が、Aちゃんの病気を治すから。」
「うん。」
このとき私はすでに涙声。
「だから、ずっと俺の傍にいて？」
「うん。」
そうして、私たちは吸い寄せられるようにキスをした。
幸せな未来を願って…。
〜お知らせ〜
この話は続編に載せてありましたが、こちらに移行し、完結とさせていただきます。
尚、続編のほうは削除いたします。
終わり←〜４〜
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えりか(プロフ) - 御弧炉さん＞コメありがとうございますっ！そんな褒めていただいて作者感激ですっ（涙）これからも頑張ろう！って思えます♪なるべくたくさん更新したいと思うのでぜひまた来てください☆ (2011年11月27日 0時) (
レス) id: a8e78055bd (このIDを非表示/違反報告)
御弧炉(プロフ) - あーっ、超面白い!//短編小説こういう風に書けるなんてすごいです!頑張ってください＾＾ (2011年11月21日 18時) (レス) id: ab407deddf (このIDを非表示/違反報告)
えりか(プロフ) - 優羽＞おひさ〜！潤くんのやつもなるべく早く完結できるように頑張るね！ (2011年11月18日 16時) (レス) id: a8e78055bd (このIDを非表示/違反報告)
えりか(プロフ) - 優羽＞なんか、担当様のコーディネートだと嬉しいよね♪確かに〜、ピンク似会ってた！あれは松潤だからだよね（笑）そうかもｗはい、頑張りま〜すｂ (2011年10月30日 22時) (レス) id: dc3460927e (このIDを非表示/違反報告)
えりか(プロフ) - 優羽＞そうなんだ!うちは、翔くん（笑）ノルディック柄可愛かった♪ そう？でも、優羽に喜んでもらえるなら嬉しい（笑）ニノねぇ〜なんか、難いな（笑） (2011年10月23日 13時) (レス) id: 88450baa03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりか | 作成日時：2011年9月19日 12時
