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Aside
2人で黙って夕日を見上げて、
ひこうき雲の変な形を2人で笑って、
今までと何にも変わらないのに、
小学生のときから変わらないのに、
あの頃よりずっとずっと、幸せを感じた。
ピロン、
ピロン
2人連続でスマホの通知音。
顔を見合わせて、確認すると
"今日はもんじゃにするからAちゃん連れてきてね"
"翔と一緒にそのままうちに来てね〜"
翔「タイミングすげぇ笑」
A「見透かされてるみたい笑」
翔「なんか怖い笑」
A「そろそろ帰る？」
翔「もうちょっとここにいたい。」
A「うん、私も。」
なんかどうしてもここを離れたくなくて。
もう少しだけこうしていたかった。
翔「あのさ…今週の土曜日の試合、見に来てくんない？」
A「え…？」
翔「雅紀が彼女いるなら連れて来いってうるさくて笑」
A「ふふ笑相葉くんなら言いそう〜」
翔「だろー？あいつまじしつけぇんだよ笑」
そう話す翔の顔はとても優しくて、相葉くんのこと信頼してるのがわかった。
ピロン
翔&A「あ、」
翔「俺の方だ。」
"しょうにい、Aねえちゃん、はやくきて。おままごとしたい"
A「タイムリミットだね笑」
翔「そうだな笑」
ピロン
A「あ、私にも来た！」
"Aねえちゃん、おままごとしよ"
翔「また夫婦役やらされるな笑」
A「そうだね笑」
翔「あいつときどき変な要求してくるからな…」
A「この前のキスはさすがに焦った笑」
翔「しかも誰に似たのか頑固だし笑」
A「それ絶対、翔の影響だ笑」
翔「うっせー笑」
A「優ちゃんも待ってることだし、そろそろ行こ！」
翔「おう！」
ちょっと名残惜しいけど、土手を後にした私たちは、2人並んで歩き出した。
さっきまであった傷の痛みもほとんどなくっていた。
殴られたり蹴られたりしてた時はパニックになって分からなかったけど、そこまで強くやられた訳じゃないみたい。
A「花田さんのこと、他の人には言わないでほしいの。」
翔「え？だって先生に報告しなきゃだし、親だって…」
A「あんなことしたの、よっぽどの理由があったんだよ。もう二度とあんなことしないと思うし。」
翔「だからって許されることじゃないだろ…」
A「とりあえずおばさん達にはね？心配かけたくないから。」
翔「わかったから、行くぞ。」
「ほら、手。」
翔が繋いでくれたその手をぎゅっと握り返した。
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千夏(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます。そう言っていただけると励みになります！これからも更新頑張ります(*^^*) (2019年7月12日 18時) (
レス) id: cb9625e1dc (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 千夏さん» いえいえ！ 本日も更新ありがとうございます！ 毎日楽しみにしてます！ (2019年7月10日 18時) (レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
千夏(プロフ) - ayaさん» すみません、すっかり忘れていました…(^_^; わざわざ教えていただき本当にありがとうございます！ (2019年7月10日 7時) (レス) id: cb9625e1dc (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 千夏さん» コメントありがとうございます！ はい！応援してます！ ちなみに、返信するときはレスっていうのを使うといいですよ！(知ってたらごめんなさい) (2019年7月10日 7時) (レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
千夏(プロフ) - コメントありがとうございます！感想とても嬉しいです(*^^*)感謝の気持ちは更新でお返しできたらと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年7月10日 0時) (レス) id: cb9625e1dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夏 | 作成日時：2019年7月8日 11時
