大切なことは、僕らの“幸せのカタチ”。〔翔〕 (ページ7)

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プレゼントページ7

次の日

雅紀「Aちゃん、今日用事ある？」

机に座っていると、

雅紀君が話しかけてきた。

雅紀「あのさ、明日俺の母さんの誕生日なんだよね。だから、誕生日プレゼント選ぶの手伝ってくれないかな～って」

「いいよ♪どうせ今日委員会無いから暇だし」

委員長に会えないのはちょっと寂しいけどね。

雅紀「ホント！ありがとう！！じゃー、放課後ね！」

「うん」

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＿放課後

雅紀「ねー、こんなのどう？」

そう言って雅紀くんは、ねずみ色で

いかにもダサい感じのエプロンを持ってきた。

「だめ、それダサいよー」

雅紀「じゃあ、これは？」

「それもダメ！」

雅「これは「ダメ」

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「も～、雅紀君本気で選ぶ気あるの！？」

私に怒られた雅紀君は、少し落ち込んだ

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数分後、雅紀君が走ってきた

雅紀「じゃあこれでどうだ！」

そうやって持ってきたのは、

ベージュ色の鞄だった。

「それならイイかも！」

雅紀「ホント！？じゃあこれ買ってくるね！」

「うん」

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こんなところを、誰かに見られているとは気づきもしなかった