男どもと成長するシェアハウス (ページ28)

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｢なんで殺されるん？｣

急に横から飛び出してきた恭平

そうかここら辺経済学部系の建物か

｢恭平？早く終わるんやなかったの？｣

｢なんかちょいめんどい教授だったわ最後まできっちりやる系の｣

｢あーなるほど｣

｢で、なんでA殺されるん？｣

｢なんか俺の彼女か聞かれたらしくて肯定したらって言ったら殺されるからやだって

別にさ、売名でもなんでもないんだから、嘘の一つや二つくらいでねぇ｣

｢みっちー！今までどんな環境で育ったらそんなひねくれた考えになるの！

第一付き合ってないし
虚言癖のある女っていう噂流されそうだし
とりあえずいいことは無いよ｣

｢まあ、みっちーとAなぁ？｣

｢なぁって何よなぁって！｣

軽く恭平を叩くといって～ってわざと大袈裟に痛がってやがる

｢私だって大学生のうちにイケメン彼氏ゲットしてやるんだから

ほら！帰るよ！恭平開けて｣

いつの間にかに恭平の車の前についてて

｢いやいやみっちーみたいなイケメンって無理だろ、大学生活もう1年もないし｣

｢てか、Aってこんなキャラやった？｣

｢さぁ？まじめーな感じのお堅い感じの人や思うてたわ｣

頭の上で会話されてる感じなんか嫌

｢聞こえてるわ！はよ乗って！｣

もうほんとにこの人たちは、
私自身人見知りだから最初とキャラがブレブレなのは認めざるを得ないけど

別に普段友達とはベラベラ喋ってるし、ただ人見知りが酷いだけ

サングラスかけて｢しゅっぱーつ！｣と車を発進させた恭平に｢スーパー寄ってね｣って声掛けておく。

好き放題言いよるやつらは荷物持ちだ。