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【生理ネタ注意】◯ ページ24

A side



ソファーに体を縮まらせて寝ています。

あ”ー…くそだりぃ…腹いてえ…。

いつもこんな痛くねーのに…。

なんで今回こんないてえの。泣くぞ…。



「Aー…ってあれ、どうしたんだ?」



リビングに入ってきてソファーに寝転がっている私を見つけたらしい真昼が問いかけた。



「…お腹痛い…なんかあったかい飲みもん…」


「わかった。何がいい?」


「カフェオレ…もしくはミルクティー…。

ってかどうしたの、なんかあった…?」



キッチンに向けて声を出すと、ああ、と言って言葉を続けた。



「英語と数学でわからないところがあって…。

教えてもらおうと思ったんだけど、今大丈夫か?」


「あー…うん、大丈夫。

でも少し辛いからリビングきて…」


「ありがとう!あ、これカフェオレ。

…でも、本当に辛かったらいいんだぞ?」


「だって明日提出のやつだろ…」


「え、なんでわかったんだ?」



吸血鬼のゴタゴタで色々あったから課題まで手つけてねーだろーなーって思ったからだよ。

そう言うと、納得して、勉強道具をとって戻ってきた。



あれから五分ほど経ち、今勉強を教えてます。



「…あと…わかんないところはどこだ…?」


「あ、ここ。どうやってやったらいいのか…」


「えっと…授業ノート見して…。

…待て、簡単に解ける方法書いてねえの?」


「え、そんなの言ってたか?」


「あー…口頭だったから聞き逃したか…。

少し待ってて」



数学のノートを持ってきて、見せて少し教えると解けたらしい。



「…できた!ありがとう!」


「おー…よかったね…」


「何かお礼するよ!」


「いや、いい……いや、待って」



お腹めちゃめちゃ痛い。だるいし人肌恋しい。

だったらもうこれしかねえだろ。



…あったかい。



「えっと…本当にこれでよかったのか?」


「ん…いいの、いいの。あー…あったけぇ…」



後ろから抱きしめられながら座ってる。

座ると言っても、真昼の膝の上だ。



「お腹痛くてだるかったからさ、ありがとう。

あー…楽…」



すげえ楽だ。

もうこのまま寝てもいいかも…。…寝よ。



「…真昼、ごめん…寝るわ…」


「ん、わかった。…おやすみ、ありがとな」



予想以上に心地よかった真昼に包まれて眠りに落ちた。



(生理ってこんな感じでいいのか…?うん…?)



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作者名:リリムゥ | 作成日時:2018年3月31日 18時

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