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翔side

今日はメンバーがみんな仕事で、夜になるまで1人で過ごすことになっていた。

昼過ぎ頃、お昼寝から目が覚めると扉が開いた。

医「失礼します。検査なので着いてきてください。今日は代理の田中がやらせていただきます。」

ん？検査なんて聞いてないけど…

でも最近物忘れが酷いから、もしかしたら自分が忘れているだけなのかも。

初めて見る先生だけど、前の検査の時の先生が出張でいないから代理だって。

白衣姿の先生に着いていくと人が来ないような薄暗い廊下に辿り着いた。
そこから非常階段を使って降りていく先生。

翔「どこ行くんですか？」

田「今日はこっちの検査室がいっぱでして、別館の検査室を借りれたのでそちらで…。」

変だなと思いつつも着いていくとある部屋に辿り着いた。

田「どうぞ入ってください。」

案内された部屋に入ると鍵を閉められた。

翔「なんで…鍵」

怖くて壁側に後ずさりすると、先生は白衣を脱いでニヤリと笑った。

田「無防備だなー櫻井くんは。知らない人にノコノコと着いて行っちゃダメだよ。そんなこと小学生でも分かるよ？」

翔「え、せんせ…？」

田「俺は医者じゃねーよ。この病院のセキュリティも緩いもんだな。」

じわじわと近づいてくる男。怖くてその場から動けずにいると腕を掴まれてロープで縛られた。

翔「やめっ、、」

田「うるせーよ！お前のせいで仕事が無くなったんだよ！」

そう言われ首を絞められて意識が途切れた。