next story (ページ3)

今日:12 hit、昨日:8 hit、合計:52,036 hit

・ページ3

雅紀side

3人でプリンを食べ終わりちょっと休憩

翔ちゃんがウトウトし始めたのを見ると、自分まで夢の世界に吸い込まれていった。

院内放送で目が覚めるとベッドにいるはずの彼がいなくなっていた。パイプ椅子に座って寝ていた松潤も起きて2人してパニック…

潤「どうしよ…」

雅「とりあえず探そ」

病院だから大声なんて出せないし、必死に色んなところを探し回る

先生や看護師さんたちも一緒に探してくれた

10分くらい経った頃、松潤から電話が来た

潤「もしもし翔くんいた。外の広場」

それだけ聞くと全力で向かった

外のちょっとした公園みたいなスペースに行くと、座り込んでいる翔ちゃんとその横に安堵の表情を浮かべる松潤がいた

潤「あ、相葉くん。ほら翔くん相葉くん来たよ。みんな心配して探したんだよ？」

翔「ごめんなさい。」

しょんぼりしている翔ちゃんを見て怒る気にはなれない

雅「どうしてここに来たの？」

翔「虹が綺麗だったから。外で見たかった…」

雅「そっかそっか。でも急にいなくなっちゃうと心配だから、今度からは誰かと一緒に見てあげてね？」

もしかしたらファンの人がいるかもしれない。週刊誌とかも嗅ぎつけて近くにいるかもしれない。こんな翔ちゃん撮られて載せられたらますます傷ついちゃうよ

とりあえず何も無くて良かった…

翔「っくしゅん」

潤「こんな薄着で寒いんじゃない？これ着てて」

スウェット1枚の翔ちゃんに松潤が上着をかける。
服装とか何も気にしないで外に出てきたんだな翔ちゃん…