きみたちはペット～ars～ (ページ5)

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少林寺ページ5

A「や…めなさいってのーー！！！」

反射的に拳が出る。

見かけによらず(と言われる)少林寺で鍛えられた技は、今も身体に染み着いてるみたい。

真里「ったあ！！」

A「痛いじゃないわよ！！相葉ちゃんに謝んなさいよ！！」

雅紀「ご主人様を傷つけるな！」

突然ベットからフラフラした足取りで立ち上がり、

私の前に両手を広げて立った。

雅紀「もうお前のとこになんて帰んない！！そっちより可愛くて優しくてなんでもできるご主人様見つけたんだぁッ！」

真里「？！」

A「っ！///」

なにこのペット。

可愛すぎんでしょ！！

雅紀「ご主人様は俺が守るのーーー！！！」

真里「チッ、また殴りに来てやるからな！！」

捨て台詞を残して真里は帰った。

A「相葉ちゃん…？」

雅紀「ご主人様、お名前は？」

A「へ？」

雅紀「お名前は？？」

A「中宮、A…」

雅紀「かわいい名前！！よろしく、ご主人様♪
ご主人様は俺が守るからね！」

フラッ。

バッターーーン！！

A「相葉ちゃん？！」

いいとこなのに、なんかやらかしちゃう所。

A「かっこよかったよ、ありがと」

雅紀「ぐぅ…zzz」

そんなとこが、可愛いのかもね。