#J事務所の紅一点が可愛すぎてつらい (ページ32)

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急に冷静になった私はあることに気づいた。

私財布楽屋に置いてきた、と

『なんなのよー！意味ないじゃん！』

「お主、どうしたのだ。神聖なるNHKホールでうるさいぞ。テレビ東京ならいくら叫んでもいいけどな」

『うおぉっ！なんだ。ムロツヨシか』

「お主！その呼び方はやめろといつも言っているだろぉ！なぜフルネームゥなのだ！」

『なんかさ、ムツゴロウさんみたいで呼びやすいじゃん』

「じゃあ俺にもさんをつけろぉ！」

『だってムロツヨシは…ねぇ？』

「なんだその間は！」

えぇここまで長く茶番をしましたが、
私とムロツヨシ(←)、実は何年
だろ、ヨシヒコで共演しているのでけっこう付き合いが長いのだ

一応私もあのふざけたメガネの監督。あ、えっと福田組であるからムロツヨシと私が仲良いのは必然なのだ。

「必然とかいい言葉…」

『なんで聴いてるの』

「がっつり口に出してました」

『まじですか』

という、付き合いが長いからこそタメで親子みたいな関係だ。親子…まぁ腐れ縁です←

『ところで金貸せ』

「口悪っ」

『いやぁ実は財布を忘れてしまいましてね！ムロツヨシ！尊敬しているよ！ということで金貸せください』

「見事に変わってねぇ！」

『ね、お父ちゃんいいでしょ？あ、今の朝ドラっぽい』

「実際に朝ドラやるでしょ。はいお金」

『へへ、どうも。いいじゃんそっちも大恋愛してんだからさ』

「いや！俺はツッパリにもなるね！」

『いやぁそれゲスト出たかったのにー！』

「続編あれば来なよ」

『行くわ、1話で行くわ。ということでお金LINEスタンプとして返すね』

「いや、有料スタンプじゃなくて普通の現金で返してね」

『んじゃあーご飯いきましょね』

「うん、お金絶対覚えてるからな！」

と、ムロツヨシと長すぎる立話をしたところに横から誰かの影が！！

次号、襲来！後輩！