ラ ヴ !

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山田｢それにしてもお前 小さいんだな｣


あ｢一応143cmです｣



とうとう言われてしまった


私のチビ問題


実を言うと私は中1の頃から身長が伸びなくなってしまったのだ


知念｢僕より小さい 良かった〜｣


この中では一番背が低いであろう知念さんがホットした顔をする


意外と気にしてるんだけどな〜 私の身長伸びないかなって


櫻井｢やめてやれ、コイツだって傷付くだろ｣



あぁ、櫻井様 貴方が神に見えます...


ん?でも確か一番はじめにチビって言ったのこの人じゃ


大野｢そーだそーだ｣


二宮｢くりーむそーだ｣


コンビ芸を繰り広げるお2人を横目に櫻井さんはこう言う


櫻井｢はい、そんな事はいいからお前ら さっさと帰れ、鍵しめるぞ〜｣


菊池｢Aも帰るぞ｣



あ｢あ、うん｣


風磨に手を取られ私の歩き出す


周りではそれぞれ昼食の約束をしながら歩く生徒会の皆が


あ｢ねぇ、風磨。 私達もご飯食べに行く?｣



私もお腹がなりそうになり風磨を誘う


菊池｢いいね! じゃあ飯食いながら学校のこと教えてやるよ｣



知念｢え?食べに行くの? 僕も行きたいな〜｣


近くで聞いていた知念さんが目の前に立ちはだかる


あ｢ち、知念さん｣


菊池｢駄目です〜 Aとデートなんですから 笑｣


と、風磨は知念さんを押しのけて進む


あ｢ちょっと風磨?｣


山田｢辞めとけ知念 今度食べに行けばいいだろ｣



知念｢は〜い じゃ、楽しんで｣


何とか先輩から逃れ、教室へ



菊池｢何食う? ラーメン?オムライス?ピザ?｣



机の中にしまった筆箱を鞄に放り込み答える


あ｢ドリア!!｣


ふと浮かんだ自分の食べたいものを叫んだ


菊池｢じゃあ決まりな ファミレス行くぞ｣



風磨は鞄をさっと持つ


あ｢おっけ〜!!｣


私もその背中に続いた






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