ラ ヴ !

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担任が出ていった後


一瞬で私の机の周りに人が集まった


それで、一斉に自己紹介を始める



あ｢ちょ、ちょっと待って聖徳太子じゃないんだから聞き分けられないよ 笑｣




周りにはざっと20人の男子が群がっている



何だこれ、逆ハーレム? 笑


健人｢これは失礼しました 姫。
健人..中島健人と申します。｣


ひ、姫? 何だか凄い人がクラスにいるんだね..


菊池｢お前さぁ、ふざけるのもいい加減にしろよ? 笑
俺は菊池風磨 よろしく｣


目の前の風磨くんから差し出された右手を握った


その手を振りほどくようにして現れたハイテンションな人


松島｢俺!! 松島聡! 聡って呼んでね!!｣


振りほどかれた右手をその人が両手で握る


ブンブンと腕を振られてされるがまま状態の私



佐藤｢はい終了〜。それ痛いからやめなさい 笑
佐藤勝利です、よろしくね｣


またまた振りほどかれた私の右手。


今度は握られる相手がいなくなり、重力に負けてぶらんと落ちた



マリ｢Hi! Nice to meet you!! マリウス葉です｣



Wow 背が高いのねマリウスくん ざっと2mかな←おい


その後もクラスメイトの自己紹介を聞き、私も自己紹介


あ｢私は金森Aって言います。
えっと.. よろしくね?｣



自己紹介って言っても言うことがなくて取り敢えず名を名乗った


菊池｢あ、待ってAってSランクか..?｣



風磨くんは不思議そうに私の胸元のバッチを見つめている

あ｢へ? さっきもランクの話が出たんだけど、Sランクとか何なの?｣



この学校については全く知らない私


勿論こんな男だらけなんて事も知らなかった


佐藤｢もしかしてランク制度知らないの?｣


あ｢ランク制度?｣

健人｢俺がお教えしy｢だから中島?!｣←菊池



またまた王子様感が漂ってきたななんて思ったら風磨くんが健人くんの暴走をとめた←



健人｢はいはい 笑 え〜っとランクっていうのは、学年内の学力で決めてて、Sランクのみの階級制度。
Sランクは学年に2人しかいないんだ｣



健人くんは無駄に私の周りを歩き回りながらそう話した


菊池｢んで、俺とお前がそのSランク｣


あ｢え?! わたしが?!｣



松島｢ほんとにこの学校のこと知らないんだね｣


知るも何も、合格通知受け取って来ただけだし


こんなややこしい学校だなんて知らないよ..





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