ラ ヴ !

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菊池｢は、聞いてね〜し｣



意味分かんね〜 と愚痴をこぼしながら昨日の話を聞く風磨




朝日の差し込む教室で騒ぐのがもう日課になってしまった私です




あ｢ほら、楽しそうだし..

風磨は今日一緒に行こうよ!｣


ね? と、宥めながら筆箱を机の上に置く



佐藤｢俺らは行かないよ?｣


もう入部届け書いたし確かに見学はもういいもんね。


あ｢いいよ、2人で行くから｣


菊池｢え、まじ? じゃ、放課後デートっー事で｣



意味のわからない事を言っている風磨を無視し、今後の部活の事を話す


あ｢部活の活動は、来週から参加してだって。

山田先輩が言ってた｣



昨日もLINEをして情報を仕入れましたよ


中島｢え、何 またLINE帰ってきたの?｣



目をまん丸にして、驚く皆


そんなに返信くるの珍しいのかな?



だって、普通に返信きたよ?笑



あ｢まあ、普通に?｣


松島｢俺、友達追加してから1回も返信来たことないんだけど｣

何でだろう と、不思議な顔をしながら腕を組む



でも、最近疑問に思うのがなんでこんなに先輩と仲がいいのかって事よ。



だって、1歳差がある訳で出会いもそうそうないでしょ?


あ｢でも、なんでそんなに先輩のこと知ってるの?

だって、高校からの付き合いでしょ?｣



マリ｢それは違うよ、あのね、僕達は中学も同じなんだ｣


風で乱れた髪を直しながら現れたのは、マリウス


スタイルの良さで制服が似合う生徒ナンバーワンですよ


佐藤｢あっ、お前今日車で来るなら連絡しろよ!

俺寒空の下待ってたんだぞ!!｣


ごめんという意味で合掌しながら席に座る



マリ｢ごめんね、なかなかジャージが見つからなくって｣



あ｢いや、ジャージはいいからその中学が同じって話聞かせてよ｣


中島｢この高校、一応中学も設立しててさ

その中学も男子ばっかで、そこ卒業すると希望した生徒はこの晴嵐に来れるってわけ｣



いわゆるエスカレーター式の学校らしい



そこもきっとイケメン揃いなんだろうな〜


と、想像しながら話を聞く


菊池｢だから、ここの学校のほとんどの生徒が顔見知り。

入試受けて入るのを許されてここにいるのは一握り｣


このクラスで入試で入ってきたのは私と2〜3人らしい


あ｢なるほどね、だからLINE返ってこないのか知ってる訳だ｣



でも、そんなに狭き門を私が入学できたのがさらに謎...









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