ラ ヴ !

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先生｢はい、じゃあ席替えしま〜す｣




軽いノリで始まった席替えタイム



そして、我らが菊池軍の力の見せどころです!!←



先生｢じゃ、学級委員よろしく｣


面倒くさそうにあくびしながらそう私に目線を送る担任


こんな担任で大丈夫かな という気持ちを置いておいて


私はあの5人と目配せして席を立った


菊池｢は〜い じゃあ俺らが仕切りま〜す｣



まずは、窓側の一番前の席の子からで


50音順にくじを引いていく



次々に席順が決まり、番号の席へ移動していく


そして、私達菊池軍の1番手は私、金森だ


ドキドキしながらくじの前に立つ


仕掛けが発動された風磨からの合図を待つ



軽くウインクした風磨を信用し、慎重にくじを選ぶ


6枚のくじの中から一つを選び、それを手にして箱から手を出す


見ると、『6番』の文字が。



窓際の後ろから2番目の席だ


次は、風磨の番。 今度は私が仕掛けを発動させる番


緊張しながらも仕掛けを発動させたことを風磨合図した


ニヤリとした風磨はさっとくじを引いた



横目で番号を確認してみると『5番』の文字が見えた



風磨は私の席の前らしい

そして、あとの仕掛けは風磨に任せて



あっという間に席替えのぐじ引きが終わった



先生｢は〜い、席に文句のある者は?

居ないね。じゃあ2人はもどって良し。1限遅れんなよ〜｣


文句のある者がいないかを聞いたくせに


手を上げる隙を作らない担任

どんだけめんどくさがり屋なんだよ



菊池｢いやぁ〜 面白いくらい上手くいったわ｣


くじの紙をデコピンしながら席に向かう風磨


中島｢流石だわお前ら｣


パチパチと拍手して私の肩を抱く


外した第2ボタンからシルバーネックレスがこんにちわ



佐藤｢バレるかと思ったけど、大丈夫だったね｣


私の隣の佐藤くんは爽やかに微笑みながら頷く


あ｢佐藤くん真剣な顔して引いてたよね 笑｣



あの時凄い真剣な顔でくじの箱に手入れてたから


選挙かと思うくらいだった←


佐藤｢やっぱAちゃんと隣が良いし?｣



イェーイと、他4人にくじを見せびらかす


松島｢え、俺も隣が良かった..｣


何故か落ち込む松島くん


マリ｢そう言えば、どうして風磨くんだけ名前呼びなの?｣



あ｢風磨って呼んでって言われたから?笑｣


中島｢平等に皆呼び捨てにしてよ｣


確かに、苗字だと呼びにくいからそんな提案にノッた





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