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「彩星寝るよ。」
八乙女が彩星を寝かせてくれた。
「高木。」
「うん?」
「彩星どう思ってるんだろう?」
伊野尾の突然の言葉に高木は真剣に伊野尾の話しを聞いた。
「あーやっていつも元気にオレらと家に居ること多いけど本当は寂しかったりしてるんじゃないかな?」
「へぇー、伊野尾くんでもそんなこと思うんだ。」
「当たり前じゃん。感情に障害があったって何年生きてると思ってるの?考えたらわかるでしょ?」
「考えなきゃわかんないんだ。」
「……まぁ、そこは……」
「美海もいずれそうなるのかな?」
「何で?」
「このまま薮くんの闘病が長続きしたら一番良い時期に一緒に暮らせなくなる。」
「ごめん。」
「別に伊野尾くんをどうこうって思ってないけど……」
「でもそうだよね。薮だっていつ死んでもおかしくない状態なのにさぁ。何でなかなか妊娠できないんだろう?」
伊野尾はあの流産からもう5回も妊娠治療をしているがなかなか妊娠できないでいた。
「彩星すぐに寝てくれた。」
八乙女がそっと部屋から戻って来た。
「それにしてもみんな遅いね。」
帰りが遅いみんなを八乙女は心配した。
「山田と大ちゃんと知念は帰って来るって言ってたけど……」
伊野尾がそういうと八乙女が
「裕翔は?」
と聞き返した。
「裕翔雑誌の撮影で北海道。ほらっ、FINEBOYSの撮影で1泊2日北海道行くって。」
「あぁー言ってたね。」
そんな話しをしていると
「ただいま。」
有岡が帰って来た。
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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています!いのちゃん>_<がんばれ! (2016年4月17日 2時) (レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています!早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ!他のみんなもがんばれ! (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有山 | 作成日時:2015年12月26日 1時