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｢もう大変だったぁー。ソフトクリーム食べるだのお菓子欲しいだの。｣
愚痴をこぼすしながら買ってきた物を冷蔵庫へ入れた。
それから、夕食作りを始めた。
伊野尾は山田に料理を教えて貰いそれなりの物なら作れるようになった。
｢彩星。おでこ大丈夫？｣
ずっと心配している岡本。
｢もう平気。それより圭人くんも後でアイス食べようね。｣
｢アイス？｣
岡本は伊野尾に
｢ソフトクリーム買ってあげなかったの？｣
と聞いた。
｢だって、途中でいらないって言われても困るし。だから箱のアイス買って帰って来た。あとクッキーとポッキと。｣
｢山ちゃんに怒られるよ。｣
｢仕方ないじゃん。今日の状態で泣かれてもしものことあった嫌だし。なんか大ちゃんに似てわがまま。｣
｢親子だもんね。｣
伊野尾は手際良く食事の準備をしている間岡本が彩星の面倒を見ていた。
高木は自分の部屋でゆっくりしていた。夜6時。
八乙女が帰って来た。
八乙女は未だに一ノ瀬が伊野尾を歩道橋の階段から突き落とした事を言えずその時に一ノ瀬から言われた脅迫からか現在仕事をしようとすると吐き気に襲われるため精神科に通いながら事務所でトレーニングをしている。
｢おかえり。｣
伊野尾は八乙女に普通に接している。
｢ただいま。｣
｢光くんおかえり。｣
岡本は八乙女に気を使いながら接している。
｢彩星ただいま。｣
｢光くん。ねっ？ママとパパは？｣
｢一緒じゃなかったからわからないよ。｣
｢ご飯できたよ。｣
伊野尾の呼びかけで高木が部屋から出てきた。
ダイニングテーブルに並んだ料理を見てみんなびっくりした。
｢彩星の好きな物ばかりじゃん。｣
｢今日は彩星のリクエストに答えた。｣
伊野尾は今日彩星に起きたことを話した。
｢えっ？大丈夫なの？｣
｢痛かったよでもね、お薬飲んだら痛くなくなったから大丈夫。｣
笑顔で答える彩星に八乙女は安心した。
｢それにしても伊野尾くんよくオムライスなんて作れたね。｣
彩星の前に置かれたオムライスを見て高木は関心した。
｢こんなの頭使えばチョロイよ。ご飯をケチャップで味付けて器に盛って上に市販の中身の入ってないオムレツを乗せて切って広げただけ。｣
そんな簡単に作った伊野尾に八乙女が
｢頭が良いとズルイよなぁー。｣
と言って笑った。
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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています！いのちゃん＞_＜がんばれ！ (2016年4月17日 2時) (
レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ！他のみんなもがんばれ！ (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年12月26日 1時
