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一ノ瀬は割れたお皿を片付けながら伊野尾に話しだした。
｢伊野尾くん……ごめんなさい。｣
｢何で謝るの？｣
｢実は……3年前かなぁ？クリスマス前、歩道橋の階段から落ちたことなかった？｣
｢何で知ってるの？｣
｢だって、私が伊野尾くんのこと落としたんだもん。｣
｢何で？｣
｢えっ？何でそんなに冷静なの？｣
｢だって、なんとなく分かってた。｣
｢はぁ？じゃあ何で警察に言わなかったの？｣
｢あの時、光がすぐに近寄って来なかった。｣
｢それで私だって……｣
｢オレみたいな人狙う人って考えた時……ごめん。別に愛理ちゃんがやりそうな人だって思ったワケじゃないけど、薮との件があるから。｣
｢私が宏太と繋がれるには宏太の子供を作ることだって。｣
一ノ瀬は犯行に至るまでに経緯を話しはじめた。
伊野尾と薮が結婚してからすぐ一ノ瀬は朝ごはんを届けにやって来た。
追い返す薮に対し伊野尾は
｢せっかくだから。｣
と言って一ノ瀬の行動を受け入れた。
それから毎日朝ごはんも。
時には夕食まで持って来る始末だった。
だがその行動は薮の行動を把握するためGPSを仕掛けるためだった。
でも、毎日毎日来る一ノ瀬に薮は我慢の限界で一ノ瀬を追い出した。
その次の日一ノ瀬は最後だからと言って朝ごはんを待って来た。
そして、隙を見て薮の愛用のバッグの中にGPSを仕掛けた。
それからは毎日薮の行動を全て把握した。
だが、薮の行動を把握すればするほど薮のことが恋しくなって行く一ノ瀬は頻繁に行く病院薮の後を着けたり、薮の看病をしたりした。
だがメンバー全員で暮らすため引っ越す際いい機会だと伊野尾は薮に新しいバッグをプレゼントしていた。
そして以前使ったバッグは処分したためGPSは意味をなさなくなった。
不安でいっぱいの一ノ瀬は病院に行くも既に退院しておりマンションには誰もおらず。
結局いろんな手段を使いなんとか家を突き止めた。
だがそこで薮に怒られ、八乙女にも怒られ。
落ち込んでいたある日、伊野尾が妊娠したとテレビを見て知った。
一ノ瀬の嫉妬は止められないものになった。
伊野尾をストーカーし行動を把握してなんとか流産させようと考えていた。
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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています！いのちゃん＞_＜がんばれ！ (2016年4月17日 2時) (
レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ！他のみんなもがんばれ！ (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年12月26日 1時
