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その後山田は伊野尾にお茶を出すとお風呂に向かい有岡は伊野尾の傍にずっと居り岡本は部屋へ行ってしまった。
次の日。
この日は金曜日だったが保育園が休園のため彩星はお休みだった。
みんな仕事や用事で家には伊野尾と八乙女と彩星の3人だけだった。
｢慧くん。お菓子たべたいなぁー。｣
彩星はそんなことを言いながら部屋からキッチンに来た。
｢慧くん？｣
キッチンでは伊野尾が食器棚に向かってぼーっとしていた。
｢慧くんってばぁー。｣
彩星が何度か伊野尾の裾を引っ張り声をかけるも全然反応がなかった。
彩星は諦め八乙女の元へ行こうとしたその時だった。
伊野尾は勢いよく食器棚を開けお皿を1枚ずつ割りだした。
｢えっ……あっっ。｣
突然のことに声を詰まらせ固まる彩星。
伊野尾が彩星のお皿を割ると彩星は泣き出した。
彩星の泣き声を聞き八乙女がやって来た。
｢いのちゃん何やってるの？｣
｢光くーん。怖いよー。｣
彩星は八乙女に抱きついた。
八乙女は伊野尾を止めるが伊野尾は魂が抜けたように無心にお皿を割り続ける。
そんな時だった。
インターホンが鳴った。
｢はーい。｣
八乙女は彩星を抱きインターホンを出ることな玄関に行きカギを開けた。
ドアが開くとそこには一ノ瀬が居た。
｢ちょっと何かあったの？外まで子供の泣き声と何かが割れる音が聞こえてるよ。｣
八乙女は顔を真っ青にさせ彩星を玄関に残し自分の部屋へ逃げ込んだ。
｢えーん。光くん……えーんえーん。｣
一ノ瀬は大泣きする彩星を抱き割れる音がする方へ向かった。
｢伊野尾くん？｣
一ノ瀬はとっさに伊野尾の手を掴み伊野尾の頬を叩いた。
すると伊野尾の動きが止まって我に返った。
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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています！いのちゃん＞_＜がんばれ！ (2016年4月17日 2時) (
レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ！他のみんなもがんばれ！ (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年12月26日 1時
