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この日も山田の帰りが遅かった。
｢仕方ないよ。涼介は主役だけどオレは主役じゃないし。｣
｢有岡くんそんなこと言ってていいの？｣
珍しく�木に軽い説教をされていた。
｢オレ親になって、今回彩星のケガの件もあって良くわかった。仕事がどうとかじゃなくて彩星が我慢してることが1番の問題じゃないかなって。｣
｢何が言いたいの？｣
｢だから、山田が帰りが遅いのが仕方ないとかじゃなくて彩星、本当は山田に傍にいてもらいたいんじゃないかなぁーって。｣
｢そんなことないよ。彩星そんなこと1回も言ったことないし。｣
｢思ってないんじゃなくて言えないなら？｣
｢……｣
｢1回山田と話して彩星に我慢しなくていいこと伝えたら？｣
｢……うん。｣
｢有岡くんはオレらの気持ち理解して支えになってくれている。だからきっと、彩星としっかり話して向き合った彩星の支えになれる。｣
｢�木……ありがとう。正直悩んでた、オレも涼介も。｣
｢そうだったんだ。｣
�木のおかげで少し楽になった有岡は山田が帰って来るのを待って話しをすることにした。
｢ただいま。大ちゃんまだ起きてたの？｣
｢おかえり。ちょっといいかな？｣
｢うん。でももう12時回ってるよ。大ちゃん寝なくて大丈夫？｣
｢うん。｣
有岡は�木と話したことを山田にも話した。
｢そうだね。でも今更無理だよ。｣
｢ちゃんと言い聞かせれば大丈夫だよ。彩星は今単純な時期だから。｣
｢彩星は物事の理解力も良い。しっかり会話も出来る。まるでオレらの子じゃないみたいにしっかりしてる。｣
｢うん。でも単純だと思わない？言われたら言われた通りやったりするところ。｣
｢そうだね。｣
｢1度話してみょうよ。｣
有岡の1声で翌朝彩星が起きて1番に有岡が話すことに。
｢ママ？｣
｢彩星おはよう。あれっ？パパは？｣
｢起きてるよ。……ママお仕事は？｣
｢今日は午後から。｣
｢ママ……｣
急に泣き出した彩星に戸惑う山田。
朝食の用意をしていた山田は火を止め彩星を抱きソファーへ座った。
｢どうした？｣
｢パパがね……素直で良いって……ママ保育園イヤだ。……ママと朝と夜と離れるのヤダ。｣
彩星の初めての正直な気持ちだった。
山田は嬉しくなり彩星を抱きしめた。
約束して元気になった彩星。
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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています！いのちゃん＞_＜がんばれ！ (2016年4月17日 2時) (
レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ！他のみんなもがんばれ！ (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年12月26日 1時
