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家に着くと暗い表情の中島がリビングのソファーに座っていた。

「裕翔くーん。」

彩星は中島に抱きついた。

「裕翔どうした?」

「この先の仕事全部白紙になった。後日社長から話しあるって……オレなんかしたかな?」

八乙女は昨日耳にしたことを思い出した。

「そういえば圭人も仕事無くなったって。」

「えっ?」

「事務所でそうやって話してる人いた。」

中島も八乙女も何か起きているとい感じた。

「そうだ。彩星にお土産あるんだよ。」

中島は冷蔵庫から北海道の名産“ポテトチップスチョコ”をだした。

「食べていい?」

「いいよ。お昼前だけど。彩星おでこ痛かった?」

「うん、昨日は。今は痛くないよ。」

彩星にお菓子を食べさせ大人しくさせてる間に中島は八乙女に話した。

「ウワサだけど、一昨日の朝、保育園から最近山ちゃんと大ちゃんが迎えに全然来てないから迎えに来れるように配慮して欲しいって事務所宛に電話があったらしい。」

「マジで?」

「別に保育園自体は困ってないみたいだけど。ほらっ昨日山ちゃん言ってたじゃん、ケガの原因にもなるって。その電話の後彩星ケガしてるじゃん。」

「だから?」

「良くわからないけど、しばらく休養って言われる気がして怖い。」

「何でオレらが?」

「山ちゃんはドラマや映画のオファーがすごい。大ちゃんだってあの天然コメントで一躍バラエティーに引っ張りだこ。」

「失うとイタいかぁー。」

「でも、それで解決はしないかぁー。」

なんだか様子の変な中島。

「ちょっと彩星。」

彩星は手と口をチョコだらけにしていた。

「もぉー。」

彩星の手や口を拭いてあげる中島に八乙女が

「裕翔は子供好き?」

といきなり聞いてきた。

「何いきなり。」

「いやぁー。すごく彩星を溺愛してるイメージがあるから。」

「好きだよ。」

「山田の子だからじゃないよね?」

「山ちゃんの子じゃなくても同じように接するよ。」

「そっか。」

お互いがお互いをいつもと違うと思っていた。

午後3時になると有岡が帰って来た。

「ただいま。彩星は?」

「お昼寝中。」

「光くんは?」

「彩星と一緒に寝てるんじゃないかなぁ?」

有岡は中島の異様な空気を感じていた。

「うん?何?」

「うんん。別に。」

「山ちゃん無理してない?」

「無理してる。オレがもっとしっかりしてたら。」

「山ちゃんしっかりしてるじゃん。」

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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています!いのちゃん>_<がんばれ! (2016年4月17日 2時) (レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています!早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ!他のみんなもがんばれ! (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有山 | 作成日時:2015年12月26日 1時

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