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翌日。
｢やだぁー。｣
彩星はワンワン泣きながら保育園への登園を拒否した。
｢わがまま言わないで。｣
朝早くドラマの撮影に出かけた山田に代わり11時からドラマ撮影の有岡が彩星を保育園へ連れて行くことになった。
｢今日も慧くんと病院行く。｣
｢病院は午後。パパと一緒に行くの。｣
｢でも、保育園はやだ。｣
あまりに泣き暴れる彩星を見た八乙女が
｢じゃあ今日オレと一緒に居よう。｣
と言った。
｢でも光くん今日病院……｣
｢いいよ。連れて行く。ついでに消毒もしてくるよ。｣
｢でも……。｣
｢いのちゃんも�木も用事あるって言ってたし、裕翔何かの打ち合わせに出かけたでしょ？圭人は……何かわかんないけど朝から出かけたし。ねっ？オレしか預かる人居ないじゃん？｣
有岡は彩星の気持ちも尊重し保育園を休ませ八乙女に預けることにした。
｢じゃあ、彩星。準備して。病院行くよ。｣
｢もう？｣
｢うん。｣
10時。
八乙女は彩星を連れて病院へ向かった。
病院へ着くと看護婦が彩星を預かってくれて。
そして光はカウンセリングを受けた。｢正直に言いますが事がわからない限りその恐怖症とみられる精神状態を改善できないですよ。｣
｢すみません……｣
｢2年通って改善が見込めないのでどうします？仕事の時だけ精神安定剤飲みます？｣
｢飲んで改善できますか？｣
｢それはなんとも……しばらく良くてもすぐダメになるかもしれないですし。なにせ精神の問題は根本的な不安を取り除いてこそなので。｣
八乙女はずっと言いたかった。
警察にだって一ノ瀬のことを言って傷害罪で捕まえて欲しい気持ちではいた。
だが、ビビっていた八乙女は一ノ瀬の様子を伺っていた。
でも、一ノ瀬は現在所在不明になっていた。
八乙女は尚更不安になった。
警察に言ったはいいが一ノ瀬が捕まる前に警察に話したことが一ノ瀬の耳に入り一ノ瀬が逮捕される前にやられてしまうのではないかと。
それを思うと一ノ瀬という人間そのものが怖くなり見られる仕事をしている八乙女は一ノ瀬も見てるという恐怖から仕事ができなくなったのだ。
｢八乙女さん？｣
｢……えっ？はい。｣
｢大丈夫ですか？何か言いたいなら言った方が楽になりますよ。｣
それでも固くなに言わなかった八乙女。
結局いつも通り30分カウンセリングをしてもらった。
でも、本題を話さない八乙女にはなんの効果も無く。
ただ無駄な時間を過ごしたと八乙女自身いつも思っていた。
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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています！いのちゃん＞_＜がんばれ！ (2016年4月17日 2時) (
レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ！他のみんなもがんばれ！ (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年12月26日 1時
