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その後も伊野尾は何度か妊娠の治療をするもなかなか妊娠せず気づけば最初の妊娠から３年になっていた。
無期限で活動休止を言い渡されたメンバーだったが、いつの間にか活動休止は解除されていた。
｢こんにちは。｣
久しぶりに高木の奥さん千鶴が娘の美海(みう)を連れてやって来た。
｢あれっ？圭人くんだけ？｣
｢みんな仕事。ほらっ、みんな個人の仕事たくさんあるから。オレはあまりないからね。｣
｢伊野尾くんも仕事？｣
｢いのちゃんは病院に行った。薮くんのことで話しがあるとかって。｣
｢薮くんなかなか良くならないわね。｣
｢でも悪くもなってないし。プラマイゼロだね。｣
｢ポジティブだね。｣
そんな話しをしていると高木が帰って来た。
｢何千鶴来てたんだ。美海ーパパだよ。｣
｢雄也どうしたの？夕方まで仕事じゃなかったけ？｣
｢そうだ。彩星の保険証知らない？｣
｢彩星ちゃんどうかしたの？｣
｢保育園の遊具から落ちておでこ切ったらしくて病院運ばれたって。山田も有岡くんも連絡取れなくて何故かオレのところに。｣
｢それならオレに連絡くれたらよかったのに。｣
｢圭人友達と出かけるって。｣
｢ドタキャン。でもオレは遊んでるんだからいいのに。雄也こそ仕事。｣
｢話したらスケジュールずらしてもらえることになった。｣
高木と岡本のやり取りを見ていた千鶴は
｢そんなことより早く病院に行ったら？｣
と言った。
保険証を持って高木と岡本は千鶴の車に乗った。
病院に着くと小児科のベンチに保育園の先生が座っていた。
｢どうもすみません。｣
先生は深々と頭を下げた。
その後
｢御両親は？｣
と尋ねた。
高木は素直に
｢今仕事中で連絡取れなくて。｣
と答えた。
｢彩星ちゃん今検査中です。おでこは2針ほど……｣
先生がそう言うと岡本は険しい顔で
｢痕残るかな？｣
と言った。
｢その件についても1度親御さんとお話ししたいのでお忙しいとは思いますが1度園の方へ来るようにお願いしたいのですが。｣
そう、最近とても忙しい山田と有岡はここ1ヶ月1回も保育園のお迎えに行ってない。
｢オレらじゃダメですか？｣
高木がそう聞くと先生は
｢確かに関係からしてお話しして園として問題を問われることはないと思います。ただ、他の親御さんから山田さんたちがの育児についての問題が問われるかと……｣
そんな話しをしていると処置室から看護婦と一緒に出てきた。
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Layla(プロフ) - 更新楽しみにしています！いのちゃん＞_＜がんばれ！ (2016年4月17日 2時) (
レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！早く伊野尾ちゃんに妊娠&出産してほしいです(笑)伊野尾ちゃんがんばれ！他のみんなもがんばれ！ (2016年2月16日 13時) (レス) id: 1ac7fc90e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年12月26日 1時
