6-5 ページ5
数日後、みんなでファミレスに集まった。
｢あれっ？伊野尾くんはいいの？｣
�木がそう聞くと山田は
｢いのちゃんと薮ちゃんはいいの。｣
と冷たく返した。
早速山田は先日神木から聞いた話しをした。
その後八乙女は一ノ瀬が訪ねた来たことと一ノ瀬と会って話したことを話した。
｢何それ？っで、いのちゃん何て？｣
中島は気になったことを聞き始めた。
｢いのちゃんには何も聞いてない。今大事な時期だもん聞けないよ。｣
山田がそう答えると知念が
｢こうやってこそこそしてる方が余計にストレスだよね。｣
と言ってきた。
｢そうかも……山田どうする？｣
八乙女は山田に相談した。
そして八乙女が伊野尾に聞くことにした。
山田は薮に一ノ瀬との関係がどうなってるのが聞くことに。
家に帰り山田と八乙女は部屋を訪ねた。
｢はい。｣
部屋には薮しか居なかった。
｢いのちゃんは？｣
八乙女は薮に聞いた。
｢友達とドライブ行った。｣
｢薮ちゃん話しあるんだけど……｣
そのままの雰囲気で八乙女も一緒に居ることに。
｢この間元カノ来たんだって？｣
｢何で知ってるの？あぁー光ね。｣
｢ううん、隆之介から聞いた。｣
｢隆之介？｣
｢神木隆之介。｣
｢あぁー。確かにあの日玄関で光と話してるの聞こえた。もしかして神木くんに全部聞かれてた？｣
｢そうみたい。愛理ちゃん何であんなにまだ未練残ってんの？｣
｢何でだろう？｣
｢ちゃんと別れたんの？｣
｢ちゃんと別れたし、いのちゃんとの結婚だってちゃんと祝福してくれたし。｣
｢じゃ何で？｣
ちゃんとした答えが出ないまま話しは平行線のままただ時間だけが過ぎて行った。
｢ってかこの間光くん会って話して来たんでしょう？何で未練残ってるのが言ってなかったワケ？｣
そんな山田の言葉に薮は顔色を変え
｢何で？何で会ったの？｣
｢だっていのちゃんのこと発達障害があるとか言ってたから一言物申しに。｣
｢何でそんなことしたの？｣
｢別に怒りに行ったワケじゃないよ。ただどういうつもりであんな発言したのか気になって。｣
｢お願いだから愛理には会わないで。……まさか、いのちゃんが妊娠してること話したりなんてしてないよね？｣
｢話してないよ。｣
｢良かった。｣
なんだか様子のおかしな薮を残し部屋を出てリビングへ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
苺love - 面白いです！これからも頑張ってください(^.^) (2015年8月8日 16時) (
レス) id: 3b8a0ea1f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：有山 | 作成日時：2015年7月22日 14時
