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「できたよ。」

知念は嬉しそうに餃子を食べた。

「やっぱ涼介の料理が1番。」

「大ちゃん大袈裟だよ。」

「大袈裟なこと言ってないよ。」

山田と有岡はイチャイチャしだした。

「山ちゃんも食べたら。」

「ありがとう裕翔くん。でも先に光くんのところにご飯届けなきゃ。その後彩星の離乳食をね。」

そう言って山田は八乙女の部屋までご飯を届けた。

「光くん?明けましておめでとう。」

山田は八乙女の部屋の前まで行ったがやはり返事がない。

いつもの様に部屋の前に食事を置き

「食べなきゃ死ぬよ。」

と声をかけた。

部屋にこもった日から1回も食事に手を付けてない。

いつものように戻ろうとした山田だったが心配でドアを開けることに決めた。

カギのないドアは簡単に開いた。

だが部屋の中に八乙女の姿はなかった。

「ちょっとみんな。」

山田は慌ててリビングへやって来た。

「どうしたの山ちゃん?」

山田のあまりの慌て様に中島は心配した。

「光くんが居ない。」

「涼介落ち着いて。光くんでかけたんだよ。あれだけ閉じこもってたら出たくなるでしょう?」

「大ちゃん何のんきなこと言ってるの?」

「そうだよ。オレも山ちゃんも知ってるけど光くんホントやばかったんだって。」

そんな圭人の言葉に伊野尾が

「オレのせいだよね?」

と言い出した。

「いのちゃんのせいじゃないよ。」

山田は伊野尾に優しく言うが伊野尾は八乙女が引きこもってしまったのは自分のせいだと感じ携帯を手に八乙女に電話をした。

だが、留守番電話になってしまい出なかった。

「大丈夫。光くんだよ。」

中島は不安がる山田を安心させようとした。

山田と岡本は不安な面持ちで餃子を食べた。

落ち込んだ山田に代わり有岡が彩星に離乳食を上げた。

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苺love - 面白いです!これからも頑張ってください(^.^) (2015年8月8日 16時) (レス) id: 3b8a0ea1f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有山 | 作成日時:2015年7月22日 14時

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