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｢いのちゃん行ったから話すね。先週隆之介が出産祝い持って家に来た時薮ちゃんの元カノ来たんだって。｣
｢元カノって誰？｣
｢大ちゃん知らないんだ。オレと圭人は薮ちゃんが転院する時病院で会ったんだよね。｣
｢結構酷い女性だったよね。｣
｢その人っていのちゃん居るのに転院先に自分が付いて行くからっていのちゃんを帰らせた人？｣
｢うん。｣
｢その人が何したの？｣
｢いのちゃんのこと発達障害って言ったらしいんだよね。｣
｢何それっ。｣
｢オレもさっきそれ聞いて腹立った。｣
｢何でそんなことあったの黙ってるワケ？｣
顔を真っ赤にしながら怒る山田に岡本は水を持って来て落ち着かせた。
｢とりあえず彩星を着替えさせたら？それからゆっくり座りながら話そう。｣
山田は彩星を着替えさせると彩星を抱きながらダイニングテーブルで3人話した。
｢おかしくない？薮ちゃんが言わないのはわかるよ。だって薮ちゃん自身も責められるからね。でも光くんが黙ってることないじゃん。｣
｢どうせ薮ちゃんに口止めされてんじゃない？｣
｢じゃあ何？薮ちゃんはいのちゃんに発達障害があるって知ってたってこと？｣
｢知らないよ。光くんに聞いたら？｣
｢そのつもりだけど。でも帰って来ないし。薮ちゃんの元カノの発言にもイライラするし。｣
白熱する山田と有岡の話しに入れなくてあたふたする岡本。
｢圭人どうしたの？｣
そんな岡本に気づいた有岡。
｢あのさぁー。あまり深く聞かない方が良くない？｣
｢なんで？圭人は気にならないの？｣
｢山ちゃんの気持ちわかるよ。でも、他人ってか、ほかの人？｣
言葉が出て来ない岡本に有岡が
｢何？｣
と聞いたが全然出て来ない。
｢だから……横からの人が口出ししちゃいけないと思うんだよね。｣
岡本がそう話した時だった。
｢ただいま。｣
八乙女が帰って来た。
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苺love - 面白いです！これからも頑張ってください(^.^) (2015年8月8日 16時) (
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作者名：有山 | 作成日時：2015年7月22日 14時
