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その頃薮は大変な事になっていた。
2日前から頭痛が酷く病院で頭痛薬を貰って来て家のベッドで寝ていた。
薮自身
｢頭痛くらいで心配してたらダメ。｣
と山田、有岡、伊野尾に言い聞かせた。
だが、山田と伊野尾が出かけた後酷い目眩と吐き気に襲われていた。
｢いの……ちゃん。｣
吐き気を我慢し洗面台まで行くのも一苦労だった。
そんな薮1人の家に誰か訪ねて来た。
インターホンが鳴り響く室内。
｢涼介居ないの？｣
山田母の声だった。
薮はあるだけの力を振り絞り玄関のカギを開けた。
｢えっ？……涼介？……大貴くん？……慧くん？……宏太くん？｣
山田母は一体誰がカギを開けたのかわからず開かないドアの前でとりあえず名前を呼んだ。
だが応答が無い。
恐る恐るドアを開けた。
すると薮が倒れて来た。
｢はっ。宏太くん大丈夫？しっかり。｣
山田母の呼びかけにも答えず荒い呼吸で反応が無い。
すぐに救急車を呼び5分後病院まで運ばれて行った。
付き添いで山田母も救急車へ乗った。
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Yui(プロフ) - ちょっと読みにくいので何行か間を空けた方がいいと思います！ (2015年6月30日 21時) (
レス) id: f4c4f5a564 (このIDを非表示/違反報告)
りんご@080(プロフ) - 一気読みしました。とても面白いです。更新頑張ってください、応援してます！ (2015年6月24日 22時) (レス) id: 023a96bf00 (このIDを非表示/違反報告)
蘭菜(プロフ) - 楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2015年6月19日 21時) (レス) id: e3707e6b60 (このIDを非表示/違反報告)
苺love - 移行おめでとうございます!これからも頑張ってください(^.^) (2015年5月30日 21時) (レス) id: 3b8a0ea1f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年5月26日 23時
