5-21 ページ21
｢裕翔大丈夫なの？｣
｢今は全然大丈夫。｣
｢何か最近みんな体調悪くない？｣
｢みんなって誰よ。｣
山田が伊野尾の発言に疑問を感じた。
｢何か昨日の夜知念と光頭痛かったらしいけど。｣
伊野尾以外誰も知らなかった。
お昼を済ませると中島は部屋で寝ると行ってしまった。
�木は買い物に行くと行ってしまった。
岡本は部屋へ。
有岡は部屋で彩星とお昼寝をした。
山田は洗濯物を取り込んだ。
伊野尾は薮の元に薬と水を持って行った。
｢この薬って何の薬？｣
｢貧血の薬だよ。｣
｢いのちゃんもう隠すなよ。本当はオレ見放されたんだろ？｣
｢だからそんなことないって。｣
｢自分で自分の体のことくらいわかる。日常生活も困難になってるのに自宅療養とか。オレもう無理なんだろ？｣
｢無理なら薬出してくれないって。｣
伊野尾はベッドに備えつけられた机に薬と水を置いた。
だが薮は布団を被り薬を拒否した。
｢薮。元気になってグループに復帰したくないの？｣
伊野尾がそう言うと薮は布団から出て座った。
｢はい。薬飲もう。｣
伊野尾が薬を差し出すと薮は伊野尾の手から薬を取ると薬を投げた。
｢わかるよ、イライラする気持ち。｣
伊野尾は決して怒らなかった。
また薮に薬を渡そうとすると薮は水の入ったグラスを伊野尾めがけて投げた。
｢ダメじゃん物に当たっちゃ。｣
グラスを片付ける前に薮に薬を渡すと今度は伊野尾が突き飛ばされた。
伊野尾は後ろに転ぶと丁度割れたクラスがあってそれが左腕に刺さった。
｢いったっ。……ごめんね薮。薬飲む気になったら言って。水持って来るから。｣
伊野尾はガラスが刺さったままリビングに向かった。
｢山田。病院連れて行って。｣
｢えっ？……はっ？どうしたの？｣
伊野尾はことを話した。
｢とりあえずガラス抜いたら？｣
｢ダメ。抜いたら大量に血が出ちゃう。このまま連れて行って。｣
山田は有岡を起こしことを話し留守番を頼み伊野尾を病院へ連れて行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Yui(プロフ) - ちょっと読みにくいので何行か間を空けた方がいいと思います！ (2015年6月30日 21時) (
レス) id: f4c4f5a564 (このIDを非表示/違反報告)
りんご@080(プロフ) - 一気読みしました。とても面白いです。更新頑張ってください、応援してます！ (2015年6月24日 22時) (レス) id: 023a96bf00 (このIDを非表示/違反報告)
蘭菜(プロフ) - 楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2015年6月19日 21時) (レス) id: e3707e6b60 (このIDを非表示/違反報告)
苺love - 移行おめでとうございます!これからも頑張ってください(^.^) (2015年5月30日 21時) (レス) id: 3b8a0ea1f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：有山 | 作成日時：2015年5月26日 23時
